1953年6月1日の車両称号規程改定(「改番」)の時点でモヤ11形は8両在籍しており、モニ13形に次ぐ両数でした。トップナンバーのモヤ11001号車は教習用に作られていたため他の車両とは形態が異なり、改番時には形式が分けられてモヤ4000形のモヤ4000号車になりました。私がその車両と出会い、写真を撮ったのは1955年9月6日、国鉄大船工場でした。下記は運転台及び車内で、床下機器の一部が車内に置かれていました。次回はモヤ11形、一般車両。