私が写真を撮り始めた頃、この形式の車両(付随車)もすべて営業を終了し、車両工場か電車区でしか見られませんでした。
そして1953年の「改番」で新たな車号を貰ったのは両形式とも2両ずつでした。
最初の写真のサハ19047号車は1953年5月16日に国鉄大井工場で撮影したもので、改番後はサエ9300形のサエ9301号車になりました。
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次のサエ9310号車は改番前はサハ25形のサハ25019号車であった車両で、
1954年1月5日に国鉄大井工場で撮影しました。
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次のサエ9311号車は改番前はサハ25形のサハ25038号車でした。
1956年3月3日、明石電車区で撮影しました。
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以上、旧形国電について木製(木造)車両を中心に載せて来ましたが、電動車を含めて最も遅くまで現役でいた車両は前回のクエ9112号車で、1977年7月5日に廃車されました。
(以上、旧形木製(木造)国電車両の再チェックを終了しました。)