kakiageです！
「あんなに人格が
変わるものなんですかね？」
高齢で認知症となり
粗暴になった父親を
思い出して遠い目をする
職場のＡさんとの昼休み
認知症談義😅
お父さんを見送った現在
軽度の認知症の母親の
介護をしているＡさん
この手の話は
ウチは…
ウチも…
そりゃもう十人十色で
話し出すと止まらない
「ひとくちに認知症といっても
原因がいろいろあるんです」
何事も知らないままでは
終わらないＡさんが解説
ウチの父はアルツハイマー
Ａさんの亡父とお母さんは
それぞれ別のタイプだそう
ウチの父は驚くほどに
大人しくなってしまい
Ａさんの亡父は
驚くほど粗暴に
「あんな人じゃなかったんですけどね」
「施設に断られまくって大変でした」
「介護士を叩いてしまうんです」
優しかったお父さんの
あまりの変わりように
困り果てたＡさんの様子が
話ぶりからヒシヒシ伝わる
あくまでワタシの
個人的な見解では
認知症が進むと
その人の素の性格が
出るのではないか？
ウチの父は
偉そうにしていたけど
実はノミの心臓だから
ただ、そうなると
Ａさんのお父さんは
生れつき暴れん坊？
「不思議なんですけどね」
「亡くなるほんの少し前に、
お母さんを頼むって言ったんです」
最後のほうは
施設でベッドに
縛りつけられて
認知が相当に怪しくなり
会話もままならない人が
「そんなこと言いますかね？
普通、言いませんよね」
Ａさんのお父さんは
専業主婦のお母さんを
ずっと守ってたんだって
施設で暴れたのは
大好きなお母さんのいる家に
帰りたかったからじゃないの？
めっちゃ優しいやんか〜😭
「そうなんですかね。
そうだといいですね」
外出してったＡさんは
ほんの少し涙声だった
大変だった介護を
思い出しての涙か
やっぱりお父さんは優しいと
思い直すことができての涙か
分からないけれどね
