kakiageです!
コロナ禍の制限が
なかったGWの旅
久しぶりに
大浴場を使う感じの
普通の旅館を訪れる
「そちらでウェルカムドリンクを」
チェックインを済ませると
気さくで愛想のいい
フロントのオジサンが
ソファを勧めてくれ
ドリンクをいただく
あれ?HPの写真とは
随分印象が違うなぁ…
各地で廃墟問題と
なっている旅館と
同じような時代の
昭和感漂うロビー
洒落た柄のソファも
色褪せてしまってる
「こちらからどうぞ」
あれあれまぁまぁ…
部屋に向かう階段・通路
赤いはずのカーペットが
湿っぽく黒ずんでいる💧
日焼けで茶けた壁紙には
あちこちにシミが目立ち
手すりのペンキは剥げたまま
部屋に入ると
古い建物に特有の
籠った臭いがして
扉や柱の木目は
ツヤを無くしており
新しそうな畳なのに
何なのかシミだらけ
ただ、
ウォシュレット付きトイレ
分厚いマットレスのベッド
洒落た籠に入ったアメニティ
そこだけは新品でピカピカ
食事処には竹を使った
洒落た装飾があしらわれ
お料理の一品目には
小鉢が数多く盛られた
木箱が用意されていた
こりゃやらかしたな
おそらく
何らかのコンサルを入れて
今風の旅館にリニューアル
そのときに
あまりにも予算がなくて
出来るところだけ
変えた感じがする
手に触れるところ
肌が触れるところ
最低限リニューアルされて
最低限清潔に保たれていた
決して不快ではなかった
お料理も美味しかったし
接客も大きな問題はない
全員がバラバラの私服だったけど💧
だけど
申し訳ないけれど
“そうじゃない”感
偉そうにスミマセン💧
おそらく
近所に出来た今どきの
小洒落た施設や旅館に
危機感を抱いて
動いたのだろう
もしかしたらその後に
コロナ禍に見舞われて
しばらくの間 閉め切りに
なっていたのかもしれない
そんな
地方の小さな旅館の
ご苦労が垣間見えた
ちょっと物悲しい夜は
隣近所の
酔っ払いの声が騒がしく
寝不足のまま朝を迎えた
イケてる施設には
イケてない宿泊客
なかなか難しいもんです😓