うさ子:・・・・・・・・・・・
かめ吉:・・・・・・・・・・・
かめ吉:今日のお花見 綺麗だった。
うさ子:・・・・・・・・・
かめ吉:風が少し強かったけれど、温かった。
うさ子:・・・・・・・・・
かめ吉:・・・・・・・・・
うさ子:あんた 何が言いたいの
うさ子:お花見 お花見 って言うけれど あんたの頭の中がお花畑じゃないの
かめ吉:・・・・・・・・・ だって、綺麗だったじゃない。家族全員で見られたし・・・
うさ子:あたいが何処にいるかも分からない。
かめ吉:・・・・・・・・
かめ吉:ううん、確かに でも、お姫様のお膝元で一番良い場所だよ
うさ子:肝心要のカメックさんは端の方に追いやられて・・・お気の毒
かめ吉:カメックさんはお姫様を護る征夷大将軍役。今日は風が強かった。
緋毛氈が飛ばされないように端で踏ん張っていた。
うさ子:・・・・・・・かめ吉はやはりかめ吉・・・・・そういう風に良いほうにしか取らない。
爺いは何していたか。知ってるでしょ。昨夜のこともあるし・・・
かめ吉:・・・・・・・
何でしょね これ?
○カメック爺
先ずはお参りして、御神酒を差し上げ、境内の一隅をお借りする旨のお願いした後で、お花見させて頂きました。
ありがとうございました。