タトバ

ただの通りすがり

命とは…

2019-06-21 22:35:00 | 日記
呆気ないものだとつくづく感じた…

人生の半分を共にしている友人の奥さんが亡くなった。

余りにも突然の事で実感がわかない。

30代後半でこの世を絶った。

友人である旦那の人生を知っているがゆえ

葬儀では絶対に泣かないと決めたにもかかわらず涙が止まらなかった。

身内の葬儀でも涙したことなど無かったのに。

未来を描いた人生を波乱万丈、七転び八起きしながら老後に向け一生懸命に生きていた矢先の出来事。

『今こうして立っていることが精一杯です』

実はこの言葉を聞くのは二度目

神がいるとするならば僕は神を憎む

なぜこの人に同じ言葉を言わせる

なぜ同じ思いを二度もさせる!

そう思いながら若き日に生意気な僕をいつも笑顔で受け止めてくれた人に

かける言葉が出てこない。

情けない自分に腹も立つ

明日は来ると言うが

来ないかもしれない。

今を悔いのないように生きねばと…

あの人の言葉が頭に浮かんだ

『我が人生一遍の悔いなし』

男に生まれてきたからにはこう生きていかねば。


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