こんばんは Suikaです
今日も1日お疲れ様でした。
はい
記憶を蘇らせて
板東三十三観音巡り
板東第二十一番 八溝山観音
茨城県久慈郡大子町上野宮字真名板倉(常陸國)
天台宗 八溝山 日輪寺(やみぞさん にちりんじ)
本尊は十一面観世音菩薩
八溝山の原生林や栃木の山並みを一望できる天台宗の寺です
創建については不詳で
寺伝では白鳳年間(7世紀後半)に役小角が開いた寺と伝えられてます
その後に廃寺となり 大同2年(807年)空海が本尊に空海の自作という十一面観音を祀り中興したと伝えられ 永延3年(989年)には観音霊場のひとつとなったそうです
平安時代から鎌倉時代にかけて修験者など行者を中心に霊場化し 特に鎌倉時代からは坂東二十一番札所として不動の信仰を得ることとなりました
室町時代以降隆興し 文明年間(15世紀後半)には 本堂内に総欅造りの大伽藍 地蔵堂など堂宇のすべてが揃う壮大な伽藍がいらかを連ねる大寺であったとされてます
江戸時代には江戸幕府から朱印状7石を与えられ 徳川光圀も寺維持に意を注いで援助したと言われてます
光圀の時代の寛永20年(1643年)に火災で伽藍は焼失し 万治3年(1660年)に再建されるも明治時代に入ってからは衰退して 1880年(明治13年)には山火事に遭い 本尊を残して再び焼失
現在は観音堂ほか数棟を残すのみとなっていました
茨城県最高峰である八溝山の八合目付近に位置することから坂東三十三観音巡礼における最大の難所と言われてます
山頂へと至る林道が整備されるまでは 日輪寺まで登ることの難しい巡礼者は麓からの遥拝という形をとることもあったんですね
令和四年九月二十二日 参拝🙏🏼
【ご詠歌】
迷ふ身が今は八溝へ詣りきて 仏のひかり山もかがやく
それでは
明日が皆様にとってより良い1日となりますように
がんばろう 日本
今宵はこの辺で失礼します