~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~
第二話
4. 先週われわれがここに集まったとき、わたしは、無限なるもの
―――わたしがあなたたちに話した生命と愛と
―――は人間の感官の観念を遙かに超えていることを明らかにした。
しかし又神は超大にして神秘であるとともに柔和で高ぶることをしない。
神はあらゆる空間を満たしあらゆるものを創造(つく)り給う。
この一切に遍満する生命を意識するようになるとき、
それば魂のいと深き、またいと高き欣求に答え給う、
なぜならば愛は愛自身を満たすからである。
5. この愛こそ世に存する唯一の力である。
このことを徹底的に把握したとき、あなたたちはもはや恐怖(おそ)れることはない。
愛は無限者のおん自らの中心の泉より流れ、
いと低きものよりいと高きものに至る一切のものの中におん自らを表現し給う。
それは鉱物より大宇宙に存するいと高き天使に至るまで、
あらゆる界層の万象を貫き流れる。
6. 先ず始めに、『吾在り』そして又『永遠に在るべし』を徹底的に学ぶことである。
あなたたちの現在の状態は霊的進歩のための機会である。
あなたたちの今在る状態は極めて必要なものなのである。
およそ存在するものことごとく霊であり、霊の他には何ものもありえない
―――という大いなる真理を学びとるようになるとき
始めてあなたたちの目より鱗が落ちる。
~ 感謝・合掌 ~