~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~
第二話
『・・・しかして声、天より来れり』
1. わたしの講話はありのままに記録されるので、わたしの語ることは覚えやすくなる。
話したことを全部記憶しておくのは難しいし、言葉の背後にある意味を〔聞く人の〕
心に伝えるのも難しい。
しかしよく注意をすればおのづと理解のできるものである。
わたしの語る言葉は永遠の真理に満ちているため深遠である。
2. ある説明のできないものを心に伝えうる唯一の方法は〔それを解く〕鍵を与えることであって、
それにより〔意味を把握し〕ドアーを自分で開くことができるようになる。
これが〔聖書にある〕『・・・声、天より来たれり』〔ダニエル書 四―三一〕という聖句の意味である。
3. 天とは何かの場所ではなくて神の意識である。
あなたたちは何を意識しているのか。
暫く考えてみるがよい。
ただ自分自身のことだけを意識しているのか、外部のことを意識しているのか、
目に見え耳に聞こえるものを意識しているのか。
それとも内なる声を意識しているのか。
この内なる声は自分自身の存在を啓示しようとして、
かつ又その強大なる力をあなたたちの生活の中で啓示しようとして、待期している。
~ 感謝・合掌 ~