~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~
第一話
二十六、 一粒の質料といえども神を宿さぬものはありえない。
全宇宙にある一切の粒子に神が宿されているのでなければならない、
何故ならば神のみがましまして御自らを顕現し給いつつあるからである。
こうしてわたしと父なる神とは一体であり、
その間には何らの分離もないのである。
二十七、 この故に、人は神の家族なるが故に、人間智慧とを以って金、銀或いは
石もて神に似たものとして造り刻んだものを、
拝しなければならぬことはないのである。
二十八、 神の遍在、全能、全智なる真理は完全無欠であることを悟るがよい。
およそあらゆる生きものの中にあって生きているのは〔実は〕神であり、
神のみが生きているのであることを知るがよい。
何故ならば神はその全てを創造(つく)り給い、それらより離れて生きて
ましますことは不可能であるからである。
それは神が遍在し給うからである。
~ 感謝・合掌 ~