~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~
第一話
六十、 キリストの七つの大行は、過去のものではなく、
今この瞬間あなたたちにとっても現実となるのである。
神我が、人間の手を以って造られたのではない神殿において、
大生命の生誕を経験するのである。
六十一、 母マリアの双腕(もろうで)に抱かれた神の子の象徴(すがた)は、
すべての嬰児(みどりご)の中に神我が生まれつつある象徴(しるし)
である。
父なる神が個別化して各人一人々々となったのであり、
〔かくて一人々々が〕久遠なる神の子すなわち神我の顕現として生誕し、
地上に生を得ることとなったのである。
六十二、 〔その故に〕周囲を見廻し、互いに見合して聞くがよい、
『汝いづこより来りしや?』と。
父のみぞ知る。
~ 感謝・合掌 ~