~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~
第十二話
7、あなたたちの信仰が「制約されざるもの」の展開への妨げと
なっている。
あなたたちを妨げている信仰がなくなれば、再び幼児のようになり、
何らの妨害もなしに自由に実在を把握するであろうに。
8、多くの人々がその凝り固まった信仰のために妨げられている。
彼らは他の者から与えられた観念以上のものは何も受け取ることは
できない。
かくて彼らは自分自身以外の或る権威に自分自身を引き渡し、
とどのつまりが、制約され、束縛され、もはや自由ではなくなる
のである。
9、今の今あなたたちの中に顕現している神我の巨大なる力を妨げているのは、
これらの障礙、これらの信仰である。
神我は天上天下における一切の力を与えられているのである。
このことを把握した時、制約されたもろもろの信仰は消える。
神我は本来制約されることがないからである。
神我力は個別化した父御自身であり、
あなたたち一人々々の中で御自身を表現しておられ、
――しかもご自身より分離することなく、
数えることもできぬ程に種々様々の〔生命形態〕として現じ給い、
しかもその本体は同一〔の父御自身〕であり給う。
神我はあらゆるものの中において同じであるからである。
~ 感謝・合掌 ~