~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~
第三話
85、 たいていの祈りは〔神と人との〕分離という誤まった考えをもって
捧げられている。
特にあなたたちの教会や礼拝堂において著しい。
神は遙かに遙かなる存在である―――という信仰の仕方をしているからである。
しかし神はあなたたちの手や足よりも猶近くにましますのである。
86、 しかしながら又、そのような祈りでさえ無効に終わることは決してない。
しかしそのような祈りでは求めている価値が全面的に得られるわけにはいかない。
なぜなら、この種の祈りには分離の波動が混ざっているからである。
そのため、
助けてあげたいと思っている相手の人でもそれ程には助けてはあげられないものである。
87、 全能者の宿り給うおのが密室に入り、
神の御意志の成就を観ずるがよい。
それ以外のことを見たり聞いたりしてはならぬ。
緊張することなく疑うことなく、自分が助けてあげたいと思う人々の上に、
神の一人子、神我の勝利が実現している様を観ずるがよい。
そうすればその通り成就する。
~ 感謝・合掌 ~