~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~
第一話
四十七、 以上の〔わたしの〕話しは始めのうちはあなたたちにとっては
奇妙にも思われるであろうが、それはあなたたちがまだよく
理解していないからである。
主の中に安らぐことは常に主とともにあることである。
主は全能者の究竟(くきょう)の表現(あらわれ)なるが故に、
その事が解れば恐れはなく、疑いもなく、人生はただ愉悦(よろこび)
となるのである。
四十八、 俗世のさまざまな心労を背負った時のみ非哀(かなしみ)はあるのである。
胸(ハート)を上に挙げ、あなたたちの父なる神は
あなたたちの必要とするものを知り給い、
一切のものをあなたたちの後に備えてい給う事実〔を知りその事実〕の
中に在って歓ぶがよい。食卓の用意はすでにできているのである。
その積りになれば、今饗宴に来り、与(あずか)りうる限りのものすべてに
与かれるのである。
唯一の要件は受け入れる能力である。
四十九、 〔そうすれば〕あなたたちのエネルギーは更新され、
もともと時間、空間なるものを知らず、
常在かつ久遠にして時間、空間を何ら要因としない処のものより来る
平安と静謐(せいひつ)とを以って、あなたたちは、
今後迎えるべき体験の大道を更に拡大するであろう。
~ 感謝・合掌 ~