~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~
第一話
四十四、 平安があなたたちの魂の中に来り、
かつては悩みのもとであったものも、
もはやあなたたちを困惑させることはないであろう。
わたしのものはすべてこれあなたたちのものでもあることを
知るようになるが故に、あなたたちはもろもろの世事に
苦しめられることはないであろう。
四十五、 霊の一切の力であり、一切を支配する。
しかしただ外から窺い見るだけであれば、
目前に繰り拡げられた饗宴に些かなりとも与(あずか)る可能性はない。
しかしまた、進んでその中に入れば、今の今宴に与るのである。
実(げ)に『今』の他に時はない。
四十六、 このことを了解した時、あなたたちの熱き魂―――この魂は
〔いずれは消滅する〕あなたたち〔の身体〕に与えられた時間内に
極めて多くのことを成就してしまわなければならぬことを感じている
―――は愛と奉仕とが悦楽であり、
心安らぐものであることを知るようになる。
~ 感謝・合掌 ~