~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~
先の続き・・・
主様はわたくしたち一人一人を次々と祝福して下さいました。
初めは『果敢なき感官』に煩わされたわたくしたち、
次にはわたくしたちより遙か上に進化された高級霊たちでした。
主様の暖かいみ声はこの方々の悟りをいよいよ高めるのでした。
主様は、わたくしたちの中に、今尚分離感が根を張っているのをご覧になり、
高級霊の方々は一体感をお持ちなのを感じとられ、その一体感が主様には救いであり、
歓びでございました。
わたくしたちは自分が、どんなに小さい、全くつまらぬ、矮小な、低い人間、
今尚神秘とされた儘になっているものに何にも知らぬ手を差し伸べる赤児にしかすぎないように
感じられた事でしょう。
併し又次第々々に心も、自らを尊しとする思いも成長して参るのでした。
毎日の生活でも、以前には気後れしたことでも今はかえって人をリードするし、
話すことでも思いの外に確信と権威とに満たされるようになっていました。
丁度、霊的自我が肉的な自我よりも強くなって行くかのように、わたくしたちも又より高くなり、
足どりも軽くなって行くように思えたことでございます。
~ 感謝・合掌 ~