「心身の神癒」より。

2014-02-13 02:41:32 | 日記

           ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~


          第一話

二十九、 もしも神の創造(つく)り給いしものが何らかの点において神から離れて
       いるのであれば、神はその本性において無限であることはできない。
       神御自身が完全であることはできない。
       すべての被造物は、すべての働きを調和させ、神の神性を顕現せしめる愛
       という基本原理によって創造(つく)られたのである。
       人がこの真理に気付いた時、その時こそ彼の身内にはかの完全なる神性が
       反映し、やがてそれば人間としての地上天国をもたらすであろう。

三十、 然るに人々は死せる者の蘇りを聞くやこれを嘲笑(あざわら)った。
      しかし生命体である宇宙にどうして死せるものがありえようか。
      久遠に生きてい給う神の中にどうして死せるものがありえようか。
      なる程到る処で変化がおきてはいる。
      しかしその変化の中には死せるものは何ひとつないのである。
      悉くの粒子がひとつに形態より他の形態へと変幻する生ける粒子なのである。
      智慧なき者の見るのは死であり、
      啓明された者の見るのは大生命の働きである。
      智慧なき者は一つの状態より他の状態への遷り変わりの法則を解しない、
      その故にこそ人は自から死と称する迷妄を自からの心の中に造り出して
      しまうのである。



                 ~ 感謝・合掌 ~



「心身の神癒」より。

2014-02-12 03:29:30 | 日記

            ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~


       第一話

二十六、 一粒の質料といえども神を宿さぬものはありえない。
       全宇宙にある一切の粒子に神が宿されているのでなければならない、
       何故ならば神のみがましまして御自らを顕現し給いつつあるからである。
       こうしてわたしと父なる神とは一体であり、
       その間には何らの分離もないのである。

二十七、 この故に、人は神の家族なるが故に、人間智慧とを以って金、銀或いは
       石もて神に似たものとして造り刻んだものを、
       拝しなければならぬことはないのである。

二十八、 神の遍在、全能、全智なる真理は完全無欠であることを悟るがよい。
       およそあらゆる生きものの中にあって生きているのは〔実は〕神であり、
       神のみが生きているのであることを知るがよい。
       何故ならば神はその全てを創造(つく)り給い、それらより離れて生きて
       ましますことは不可能であるからである。
       それは神が遍在し給うからである。

  
               ~ 感謝・合掌 ~






{心身の神癒」より。

2014-02-11 03:12:21 | 日記

    ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~


      第一話

二十三、 又、神は地の表に住まわせるがために、
       一つの血よりすべての国民を創造(つく)り給うた。
       その故に、彼らは神の愛とその被造物とを通して神を求め、
       神を見出すべきである。

二十四、 どんな人であっても神はその人から遠くに離れて在(い)ますのではない。
       神の中に一切のものは生き、動き、かつ存在を保っているからである。
       あなたたちの賢者の中ある者が云ったように、
       『すべては神の血縁者である』。
       然り、わたしを見たものは父なる神を見たのである。

二十五、 これらの言葉を完全に了解すれば、そこには何らの神秘もない、
       了解されてしまえば神秘は消えるのである。

  
              ~ 感謝・合掌 ~

「心身の神癒」より。

2014-02-10 00:48:49 | 日記

~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~


      第一話

二十一、 わたし自身の体験を通してわたしは、
       神の御本質が愛なることを自覚することによって
       肉の身は変化するものであることを知った。
       愛はあらゆるものを創造(つく)り出し、
       又あらゆるものを引きつける力である。


二十二、 世とその中にある一切を創造(つく)り給い、
       天と地との主であり給う神は、
       手をもて造られた神殿などには住み給わず、
       人の手によって仕えられず、又、何ものにも欠乏し給うことはない。
       なぜならばすべての人々に生命と息とを与え給うたのは
       神御自身であるからである。

  
            ~ 感謝・合掌 ~




「心身の神癒」より。

2014-02-09 01:27:28 | 日記

           ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~



     第一話

十九、 空間というのは誤った考えである。
     それは分離(別々)という考え方に属する。
     実在においては分離(別々)というのはないのである。


二十、 神が遍在し給うものであることをよく把握して、胸(ハート)と心とを
     平静ならしめるがよい。〔そうすれば〕
     幼児さえもが空間或いは距離なるものは本来無いことを
     知るようになるであろう。
     人は皆神の中に住み、神の外には何ものも絶対ないからである。


               ~ 感謝・合掌 ~