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朝の光(聖書の言葉)

なだめの供え物,「贖罪所のふた」(ローマ3:25) 重要

なだめの供え物 


(ローマ3:25)


「神は,キリスト・イエスを,

その血による,

また信仰による,

なだめの供え物として,

公にお示しになりました。

それは,

ご自身の義を現わすためです。

というのは,

今までに犯されて来た罪を

神の忍耐をもって

見のがして来られたからです。」

 

「なだめの供え物」とは,

旧約聖書では,

幕屋または神殿での

贖罪所の契約の箱のふたに,

小羊の血を注ぐことです。


 神の怒りに対する「なだめ」です。

 

「なだめの供え物」は,

人々のあらゆる不敬虔と

不正とに対して

「神の怒り」を

なだめるためのものでした。

 

イエス・キリストの流された血は,

「なだめの供え物」として

信じる者の罪を赦します。

 

 

 

 (レビ17:11)


「肉のいのちは

血の中にあるからである。

わたしはあなたがたのいのちを

祭壇の上で贖うために,

これをあなたがたに与えた。

いのちとして贖いを

するのは血である。」

 

  

イエス・キリストの

十字架による血は,

イエス・キリストの命を

あらわしています。



 

 (ヘブル9:22)


「律法によれば,

すべてのものは

血によってきよめられる,

と言ってよいでしょう。

また,

血を注ぎ出すことがなければ,

罪の赦しはないのです。」


 


「信仰による」とは,

イエス・キリストの与えてくださる

恵みを受け入れることです。

 

「なだめの供え物」とは,

「贖罪所のふた」とも訳されます。

 

「贖罪所のふた」とは,

至聖所の中に置かれた

契約の箱の蓋です。

 

大祭司が贖罪日に小羊をほふり,

血を契約の蓋に注ぎます。

 

このことによって,

神は民との和解を成しました。

 

わたしたちは,

イエス・キリストが

「贖罪所の蓋」として,

罪の赦しと神との和解を

得ることが出来ます。

 

 ☆


 

 幕屋と贖罪蓋


(ヘブル9:1-5)


「初めの契約にも礼拝の規定と

地上の聖所とがありました。

幕屋が設けられ,

その前部の所には,

燭台と机と供えのパンが

ありました。

聖所と呼ばれる所です。

また,第二の垂れ幕のうしろには,

至聖所と呼ばれる幕屋が設けられ,

そこには金の香壇と,

全面を金でおおわれた

契約の箱があり,

箱の中には,

マナのはいった金のつぼ,

芽を出したアロンの杖,

契約の二つの板がありました。

また,

箱の上には,贖罪蓋を翼で

おおっている栄光のケルビムが

ありました。

しかしこれらについては,

今いちいち

述べることができません。」


○ 

  

「なだめの供え物」には,

3つの訳と解釈があります。

 

「なだめの供え物」(新改訳)

と訳し,

イエス・キリストは神の怒りを

なだめる供え物だと解釈します。

 

「贖いの供え物」として,

イエス・キリストは罪の贖いとして

ささげられたと解釈します。

 

「贖罪所のふた」とも訳します。


 

(レビ記16:14,15)


「彼は雄牛の血を取り,

指で『贖いのふた』

の東側に振りかけ,

また指で七たびその血を

『贖いのふた』

の前に振りかけなければならない。

アロンは民のための罪のための

いけにえのやぎをほふり,

その血を

垂れ幕の内側に持ってはいり,

あの雄牛の血にしたように

この血にもして,

それを『贖いのふた』の上と

『贖いのふた』

の前に振りかける。」


 


 


(レビ記16:11-22)


アロンは自分の罪のための

いけにえの雄牛をささげ,

自分と自分の家族のために

贖いをする。

彼は自分の罪のための

いけにえの雄牛をほふる。

主の前の祭壇から,

火皿いっぱいの炭火と,

両手いっぱいの粉にした

かおりの高い香とを取り,

垂れ幕の内側に持ってはいる。

その香を主の前の火にくべ,

香から出る雲があかしの箱の上の

『贖いのふた』をおおうようにする。

彼が死ぬことのないためである。

彼は雄牛の血を取り,

指で『贖いのふた』の東側に

振りかけ,

また指で七たびその血を

『贖いのふた』の前に

振りかけなければならない。

アロンは民のための罪のための

いけにえのやぎをほふり,

その血を

垂れ幕の内側に持ってはいり,

あの雄牛の血に

したようにこの血にもして,

それを『贖いのふた』の上と

『贖いのふた』の前に振りかける。

彼はイスラエル人の汚れと,

そのそむき,

すなわちそのすべての罪のために,

聖所の贖いをする。

彼らの汚れの中に

彼らとともにある会見の天幕にも,

このようにしなければならない。

彼が贖いをするために

聖所にはいって,

再び出て来るまで,

だれも

会見の天幕の中にいてはならない。

彼は自分と,自分の家族,

それにイスラエルの

全集会のために贖いをする。

主の前にある

祭壇のところに出て行き,

その贖いをする。

彼はその雄牛の血と,

そのやぎの血を取り,

それを祭壇の回りにある角に塗る。

その残りの血を,

その祭壇の上に

指で七たび振りかける。

彼はそれをきよめ,

イスラエル人の

汚れからそれを聖別する。

彼は聖所と会見の天幕と

祭壇との贖いをし終え,

先の生きているやぎをささげる。

アロンは

生きているやぎの頭に両手を置き,

イスラエル人のすべての咎と,

すべてのそむきを,

どんな罪であっても,

これを全部それの上に告白し,

これらをそのやぎの頭の上に置き,

係りの者の手でこれを荒野に放つ。

そのやぎは,

彼らのすべての咎を

その上に負って,

不毛の地へ行く。

彼はそのやぎを荒野に放つ。

 

 



☆彡


信仰による義 

 

(ローマ3:25新改訳)


「神は,キリスト・イエスを,

その血による,

また信仰による,

なだめの供え物として,

公にお示しになりました。

それは,

ご自身の義を現すためです。

というのは,

今までに犯されて来た罪を

神の忍耐をもって

見のがして来られたからです。」

 

☆彡 

 

(ローマ3:25)口語訳


「神はこのキリストを立てて,

その血による,

信仰をもって受くべき

あがないの供え物とされた。

それは

神の義を示すためであった。」

 

神は全人類の罪の裁きを

御子の十字架の上で

現すことによって

神自ら義となられました。

 

主イエスを信じる者をも

義とされます。

 

 ☆彡

 

(ローマ3:25) 新共同訳


「神はこのキリストを立て,

その血によって信じる者のために

罪を償う供え物となさいました。

それは,

今まで人が犯した罪を見逃して,

神の義をお示しになるためです。」

 

○ 

 

 神は義ですから,

人の罪は清算することが必要です。

 

そのために神は,

キリスト・イエスを

なだめの供え物として

提供して下さいました。

 

☆彡



(ローマ3:25) 

聖書協会共同訳


「神はこのイエスを,

真実による,

またその血による

贖いの座とされました。

それは,

これまでに

犯されてきた罪を見逃して,

ご自身の義を示すためでした。」




2018-12-13


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