はじめに
(創世記1:1 口語訳)
「はじめに神は天と地とを創造された。」
この言葉は,
聖書全体の教えの中心です。
「創世記」の中には,
著者を示す箇所はありません。
既存の資料を集めて,
編集したと考えられています。
編集者は,
伝統的にはモーセだと
考えられています。
1章~11章までは
天地の創造と「神の贖い」の
歴史を述べています。
12章~終わりまでは,
イスラエルの民族の4人の父祖の歴史が
述べられています。
○
人の創造
(創世記1:27 口語訳)
「神は自分のかたちに人を創造された。
すなわち,神のかたちに創造し,
男と女とに創造された。」
「神のかたち」の「かたち」とは,
ものの性格を外に現すものです。
イエス・キリストは,
神のかたちをあらわしています。
(ピリピ2:6-7 口語訳)
「キリストは,神の身分でありながら,
神と等しい者であることに
固執しようとは思わず,
かえって自分を無にして,
僕の身分になり,
人間と同じ者になられました。」