アブラハムの信仰による義
(創世記15:5,6)
「 彼を外に連れ出して仰せられた。
『さあ,
天を見上げなさい。
星を数えることができるなら、
それを数えなさい。』
さらに仰せられた。
『あなたの子孫はこのようになる。』
彼は主を信じた。
主はそれを彼の義と認められた。」
アブラハムが神を信じたことによって,
神はアブラハムを「義」
すなわち「正しい人」
として認定します。
パウロは,
この言葉の意味を新約の目で説明します。
人は律法によっては義とされない,
義とされるのは,
イエス・キリストを
信じることによると言います。
(ローマ3:26b口語訳)
「わたしたちは,こう思う。
人が義とされるのは,
律法の行いによるのではなく,
信仰によるのである。」
(ローマ4:3)
「聖書は何と言っていますか。
『それでアブラハムは神を信じた。
それが彼の義と見なされた。』
とあります。」
☆彡
神の約束
(創世記15:1-6口語訳)
これらの事の後,
主の言葉が幻のうちにアブラムに臨んだ,
「アブラムよ恐れてはならない,
わたしはあなたの盾である。
あなたの受ける報いは,
はなはだ大きいであろう」。
アブラムは言った,
「主なる神よ,わたしには子がなく,
わたしの家を継ぐ者は
ダマスコのエリエゼルであるのに,
あなたはわたしに
何をくださろうとするのですか」。
アブラムはまた言った,
「あなたはわたしに子を賜わらないので,
わたしの家に生れたしもべが,
あとつぎとなるでしょう」。
この時,主の言葉が彼に臨んだ,
「この者はあなたのあと
つぎとなるべきではありません。
あなたの身から出る者が
あとつぎとなるべきです」。
そして主は彼を外に連れ出して言われた,
「天を仰いで,
星を数えることができるなら,
数えてみなさい」。
また彼に言われた,
「あなたの子孫は
あのようになるでしょう」。
アブラムは主を信じた。
主はこれを彼の義と認められた。
2014-03-04