イエスの誕生
羊飼いと天使
(ルカ2:11)
「きょうダビデの町で,
あなたがたのために,
救い主がお生まれになりました。
この方こそ主キリストです。」
イエス・キリストの誕生の
中心は,次の言葉です。
「きょう,
あなたがたの救い主が
お生まれになった。」
「救い」とは,
罪が赦され
神から永遠の命を与えられ,
神の国に入ることです。
御使いは彼らに言った。
「恐れることはありません。
今,私はこの民全体のための
すばらしい喜びを
知らせに来たのです。
きょうダビデの町で,
あなたがたのために,
救い主がお生まれになりました。
この方こそ主キリストです。
あなたがは,
布にくるまって
飼葉おけに寝ておられる
みどりごを見つけます。
これが,
イエスの誕生
(ルカ2:1-14)
「そのころ,
全世界の住民登録を
せよという勅令が,
皇帝アウグストから出た。
これは,
クレニオが
シリヤの総督であったときの
最初の住民登録であった。
それで,人々はみな,
登録のために,
それぞれ自分の町に
向かって行った。
ヨセフもガリラヤの町ナザレから,
ユダヤのベツレヘムという
ダビデの町へ上って行った。
彼は,
ダビデの家系であり
血筋でもあったので,
身重になっている
いいなずけの妻マリヤも
いっしょに登録するためであった。
ところが,彼らがそこにいる間に,
マリヤは月が満ちて,
男子の初子を産んだ。
それで,布にくるんで,
飼葉おけに寝かせた。
宿屋には彼らのいる場所が
なかったからである。
さて,この土地に,羊飼いたちが,
野宿で夜番をしながら
羊の群れを見守っていた。
すると,
主の使いが彼らのところに来て,
主の栄光が回りを照らしたので,
彼らはひどく恐れた。
御使いは彼らに言った。
「恐れることはありません。
今,私はこの民全体のための
すばらしい喜びを
知らせに来たのです。
きょうダビデの町で,
あなたがたのために,
救い主がお生まれになりました。
この方こそ主キリストです。
あなたがは,
布にくるまって
飼葉おけに寝ておられる
みどりごを見つけます。
これが,
あなたがたのためのしるしです。」
すると,たちまち,
その御使いといっしょに,
多くの天の軍勢が現われて,
神を賛美して言った。
「いと高き所に,
栄光が,神にあるように。
地の上に,平和が,
御心にかなう人々にあるように。」