某ニックネーム改め、ひつじです。変更後、2回目の投稿となります。
先日のつぶやき先生の高尚なお話とはうって変って、夏っぽい雑談を今日はご提供したいと思います。
私事ですが、先日金沢で知る人ぞ知る(実際は知っていることを知らないだけかも)、かき氷の有名店である松永松味堂へ行って参りました。
狭い路地を進み、夜にも関わらず、お客さんが途切れず、この時点でビックリ。
そして、店内に入り値段表をみると、このご時勢にかき氷が何と100円!(小生は320円の品を注文)
手動の削り機で、フワフワの氷にシロップをかける様は何ともレトロで、しかもボリューム満点。
さらに外には座って食べるための椅子もあり、涼しい夜ではありましたが、夏の始まりを堪能致しました。
さて、このかき氷という呼称、始まりは関東地方で言われていた「ぶっかきごおり」に由来するとされます。
文献的には、あの平安時代の名作、清少納言・枕草子の中で、金属製の器に削った氷を入れ甘い樹液をかけて食べる、との記載があり、古くからその習慣はあったようです。
日本でかき氷店として開業したのは、明治2年に横浜のお店が最初とのこと。
みなさんお馴染みの「氷」の旗は、明治時代の内務省(今でいう厚労省)から衛生管理合格の証として義務付けられたのが始まりとされています。
夏の風物詩とも言えるかき氷。
いまや家庭で自動かき氷機なるもので作ることは可能ですが、逆にお店で手動で作ってもらい、外で食べながら風流を感じるのもまた良いものです。
ところで、小生の実験はようやく軌道に乗りつつあります。
検体冷却のための製氷機で作られた物体をさらに細かくし、液体をかけると、何かに似てるような・・・
と、しばらく100円かき氷を思い出しつつ、実験にいそしみながら、夏を過ごすことになりそうです。
しかし早くも実験が軌道に乗っているとは素晴らしい!
頑張ってものにしてください。
わりと予想に近いデータが出たり、でも出なかったりと、まだ解釈に悩む段階ではありますが・・・
氷屋、こちらへお立ち寄りの際に、詳しくお教え致します。
我が家は、嫁と娘に催促され、近々2回目の来店となりそうです。
ぜひ機会がございましたら、足をお運びくださいませ。