大型連休の谷間、のんびりと時間が過ぎてゆく昼下がり、「くりぼう」の投稿です。
4月は月単位での人事異動に加え、泌尿器科学会総会、個人的には学位審査や論文の手直しなど、良く分からないうちに終わっていたというのが実感でした。5月を迎え、新しいメンバーが加わりました。昨年数か月間研修してくれた2年目ドクターの復帰です。わずか1年の違いですが、免許取りたてと2年目との差は大きいです。彼らの伸び盛りの芽を摘むことなく、なおかつ正しい方向へ真っ直ぐに伸びてくれるようサポートしていきたいですし、医局の新鮮な雰囲気はそのままに、私自身も多少腰を据えて仕事に臨みたいと思います。
さて、冒頭のんびりとした連休の谷間と書きましたが、さきごろより痛ましい事故が報じられているのはご存知の通りです。身近なところで起こった事故、そして同じく人命を預かる身としては、危機管理という点において他山の石とせねばなりません。またその一方で、事故を予見しそれを未然に防ぐことと、伸び盛りの芽を摘まないように配慮することには相いれない部分もしばしばあり、多少なりとはいえ指導的立場に立たされていることの責任の重さを再認識した数日間でもありました。
願わくは、彼らの1年間の成長が、我々の一見背反する二つの心情、すなわち自由に伸び伸び仕事させてあげたい思いと、防ぎうる事故は絶対に防がなければならないという思いの両方が自ずと伝わるくらいのものであってほしいところです。
まで読んだ.
くりぼう先生と同様、最近は後輩に対しての指導に責任を感じています@@
少し慣れてきたころが要注意です。教える側も教えられる側も。
連休明け、気を引き締めてまいりましょう。