皆さん、こんにちは、少々遅いご挨拶となりますが、新年あけましておめでとうございます。今年こそコロナ終息してくれるといいですね。「担当者1」です。
さて、年末~年明けにかけては、次年度についていろいろと決めておかなければならない時期で、正月休みなどを使いながら、あれやこれやと、お笑いを見ながら、そばすすりながら、初夢みながら、何とか片付けて前進していきます。毎年思うのが、やはり泌尿器科の医師不足です。前立腺癌罹患者数が男性の癌で1位となっていても、腎癌や膀胱癌の罹患数が右肩上がりで増加していても、潜在的な排尿障害の患者数が何千万単位でいることが推測されても、その数に必要とされる数の泌尿器科医がいないと感じています、20年前からですが。
金沢大学の学生や地域の研修医などにも声をかけたり、説明会を開催したりしてなんとか泌尿器科の現状を知ってもらい、仕事としてのやりがい、学問としての面白さを理解してもらうよう努力しています。
近年は、本ブログを通じて遠方からの入局者も多くなっており、今年度は福島からも入局してもらいました。そもそも、泌尿器科は金沢なのに金沢じゃない系、わかりやすく言うと、東京なのにニューヨークみたい~系列に分類されますので、現スタッフの出身地をみても福岡、福井、東京、群馬、富山、石川(能登)、広島、北海道、石川(加賀)、大阪と、石川をアタマとしたら国士無双ツモった感じです。
北陸以外の出身者になぜ金沢に就職したのか聞いてみました。
「満員電車での通勤がないのでいいですね」
「山海の幸ですね、毎日がおいしい、食で幸せ感じられる」
「レベルの高い博物館・美術館がそこら中あり、毎週巡っています」
「大阪、東京、名古屋、どの三大都市圏にも2時間半でいけるじゃん」
「スポーツやな、冬はスキー場ごっつ近いし、夏はサーフ、ちゃりでいくねん」
「茶屋街、武家屋敷がすきばい。兼六園の四季はほんとによかです」
北陸泌尿器科若者文化研究所副所長のK氏はこう話してくれました。
「若いうちは都会へのあこがれがありますが、30代になると北陸で暮らしてよかった~と心の底から実感できるようになる泌尿器科医はとても多いようですよ。」
北陸はもちろん、そうでない地域からの入局をお待ちしています。
https://kanazawa-univ-urology.jp/training/tour/
(コロナで見学制限がある場合もありますのでご了承ください)
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