講談社「世界全史」より
◆たわわに熟したブドウの木の下
コンキツネは今年も見た。
「熟してうまそうだな」
挑戦、努力、努力だ今年こそ
コン・コン・飛びつくがとどかない。
「あれは熟し過ぎた色、
酸っぱい苦い葡萄よ」
言い捨てて、まてよ、
毎年同じようでは人間に笑われる」
ここは一つ思案のしどころ
うまい手がある、その鋭い牙なんのため
幹ごと引き倒し、これでらくらくこれでよし
「ああ、おいしかった」
「おれの頭も捨てたものではないナ
満足満腹、来年もこの手でいこう」
(天才ピンボケ)
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