第七回 チーム念仏鯛 根魚合宿

チーム念仏鯛の原点とも言える夏合宿が今年も開催された…

仲木で開催したのはもう40年近く昔になるな～

民宿の都合やその他諸々の事情で合宿地は何度か変更されている…

当初は南伊豆周辺で、仲木・下流・入間などを巡っていたが

妻良子浦や雲見にも通った

チーム念仏鯛が本格的に活動開始した頃にはメンバー全員ジジーで体力が無くなり

浜でバーベキューより船で釣りをして、宿で宴会するのがメインになっていった

ここ数年はもっぱら戸田での合宿開催となっている

さて…

念仏合宿は梅雨明けの時期に開催されるので天候に左右される事が多いのだが

今年は暑さが気になるところだったのに

何故か？晴れもせず、雨も降らずの微妙な天気で、万全の暑さ対策をしてた俺様にとっては拍子抜けのお天気となった

五時半に集合して六時出港

すぐ目の前のゴロタ場へ向かう

ただ…

明け方に吹いた風の影響が残ってるので船長さんは超！安全航行で、最初のポイントで見切りをつけてから小土肥付近まで移動するのに１時間をかけた！

午前七時を過ぎてからの釣りスタートとなる

乗合船だが他の釣り客は居ない為、ほぼ仕立てとなった船だが、俺様の隣には船長の息子が竿を出していた

そして不毛な時間が過ぎて行く…

ぜんぜん釣れなくてヤル気が失せる

アタリが有っても針に乗らないのだが…原因はほぼ判っていた

(;^_^A

ただ意地でソレを変える事をしなかった

何故か？を語るには前日金曜日の午後四時に遡る事になる

（´-`）.｡oO（´-`）.｡oO

詳しく説明すると長くなるが、簡単に言うと…

ひとつテンヤの餌として使うために近所の川でザリガニを捕獲してたら、近所の工場に技能実習生と言う名目で人身売買されてきたアジア系の女工さん達にちやほやされて

(*^_^*)

アホみたいにザリガニを捕まえてしまったから！

ほぼ彼女たちにあげて、餌に使える小さいヤツだけを持ち込んだつもりだったのに、いざ釣り場に来て良く見たらかなりの数がいた！

無駄な殺生とする訳にはいかないので、冷凍エビよりザリガニを優先して使うしかなかったのだ

(￣。￣;)

このザリガニは殻が固いので餌持ちが良い！

ベラやチビハタには飲み込めないし、北枕に囓られる事も無い

コイツを囓って割るのはそこそこサイズのフグや石鯛・石垣鯛しか居ないと思われた

なので、10匹のザリガニを使い切るには四時間を要して１１時まで冷凍エビを使わなかった

(+。+)ｱﾁｬｰ

ただ、元々一発大物勝負をするつもりだった事も数が釣れなかった理由でもある

まあ♪(´ε｀ )負け惜しみだが、釣りたくなかったから釣らなかったって言う事だな～

冷凍エビを使い始めるとアタリが頻繁になり、餌交換の手返しも忙しくなる

１１時１５分過ぎにようやくバケツの中に獲物が入った

ここからラストスパートをかけてガンガンと冷凍エビを使っていくが直ぐに終了の時間が来てしまう

半分程度の冷凍エビはフグの餌として海に撒いて、釣りは終了となる

出港時には足元しか見えなかった霊峰は逆に頭だけを見せている

雪が全部消えてるね～

夏なんだな～

鮎釣りに専念しようかな～