アタシ達よくがんばった！

背筋を伸ばして歩く。
この街でなら、あなたに会わないこともない。
カオリです。

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昨日の土曜はお友達、正確に言うと大学のサークルのひとつ下の女の子の後輩の挙式・披露宴・２次会だったのね。

カオリは会う機会がなくって旦那様になる方とは初めましてだったんだけど、なかなかいい男。
お友達の幸せを考えても、とりあえず文句なし。安心、安心だね。



素敵なお式に参加すると、もう１回くらいしたくなるよね。


披露宴で友人代表の挨拶をする人に「結婚について２番目にインタビューするから、その時なんかネガティブな意見を言ってね」と頼まれていたので、

「結婚を確信した時のことや今の状況を既婚者に聞いてみたいと思います。どうですか？」

とマイクを向けられた時に、

「う～～ん、いいと思って結婚したんだけど、違うほうの人にすれば良かったカナと思っています」

と答えたら、会場はウケていたのに、仲良しの友人が「あ～あ言っちゃったよ」って渋い顔。

「い、いや、仕込みだからねっ。頼まれてたんだからね」
って小声でフォローしたけど、だいたい「違うほうの人」ってのが心当たりあるんかい！？ってことよ。
ナイから！いないから！


しかし、新婦の中高の友人のテーブルは清楚でどっちかっていうと地味だったのに対して、大学の友人のテーブルの女はなんで「玄人っぽい」のか。

「なんか扇子であおぐ姿に貫禄ありすぎだよ！」って突っ込んだくらい。

カオリも決して地味キャラじゃないし、やっぱり雰囲気出ちゃうもんよね。
類友なんだね。



で、問題の２次会。

やり終えたよ、燃え尽きたよ。
がんばったよ、アタシ達６人。

制服で濃いメイクして座ってるアタシ達の空間だけ異様だったけどね。
平均年齢２９歳とちょっとだよ。

本番には「カワイ～」「エロ～い」の歓声も上がったし、踊りもまぁまぁだったし、なにより新郎新婦が喜んでくれたので良しとしましょう。



只今妊娠６ヶ月目。

こんなママを許して、ビジュー。