川を下って、生まれ変わるぞ～っ！！

あぁ今週も「我が現実逃避」である「ダンドリ。」が終わってしまいました。

今回はこれまでの「榮倉奈々ちゃん奇跡の笑顔大花火大会」とはちょっと違って、真面目にチアダンスを
やっていこうという5人の決意を新たにした、恐らくこのドラマの中では一つの大きな曲がり角では
なかったかと思います。ただそこまでに至る過程で、コーチにぼろかす言われたり、空手部で内部分裂が
起こったり（そういえば空手部がランニングしているシーンで頭数が心なし少なかったような）、
模試の成績が落ちたりするという外部要因で、要ちゃんの意気込みとは反比例していました。

そして今回のもうひとつの話の中心は双葉ちゃんが「彼氏」と思っていた「幼なじみ」にフラれた、
というのか思いを告げただけで吹っ切ったということです。自分のことで頭いっぱいだった要ちゃんは
大親友が恋愛のことで悩んでいるとはつゆ知らず、健気に練習場の板を磨いたりするわけですよ。

でも最後には要ちゃんは少し走りすぎたことを悔やみ、同時に他のメンバーも初心を忘れたことを悔やみ、
「スーパー仲良しクラブ」を目指すべく再びあの練習場に帰ってきて、最後は笑顔が帰ってきた話でした。
ベタでもいい話はいい話。5人の団結力と笑顔が練習の辛さに打ち勝ったお話でした。

それと今回はここでは大絶賛している石橋渡先生があまり目立たない話でした。せいぜい最後の場面で
"MAYFISH"という名前を発表したところくらいでしょう（それとメンバーがみんなして叩いていたところ）。
要ちゃんに「自分たちらしくやれば？」と言ってみたものの、「それじゃあダメなんです」と言い返され、
石橋先生はチームをまとめることの難しさを感じるのですが、実は要ちゃんも「自分たちらしく」という
言葉が間接的にも心理状況の変化に影響したんじゃないかと思います。

そんなひとつ成長した要ちゃんのベストシーン3つ！！

・こっちが食いつきたい笑顔で「食いつきます！！」と新コーチに期待を抱く要ちゃん
・（なぜか夏休みなのに）校内放送で切々とメンバーに訴える要ちゃん（をやや斜め下から撮るカメラ）
・双葉ちゃんに抱きついて双葉ちゃんよりも泣く要ちゃん

そして来週は皐月神社での合宿に「けだま」のお母さんの反発と、いろいろありそうですが、
何といっても見所は体操服や手作り感のユニフォームではない、新しい衣装で踊る姿ですね。