Smoking costs your life (and our expectation).

加護ちゃんはちょうど18歳と1週間になろうという年頃です。今ごろ、テレビに夢中なんでしょうか。
たこ焼きには何をかけて食べているのでしょうか。本人はそんな冗談を言う心理状況ではないのは
明らかではありますが。別にこの話題に触れる気がなかったのではなく、単純に時期を逸していたところが
あったので、今日は時間があるから加護ちゃんの1件についてごくごく簡単に触れようかと。

2000年の3月、まだ4期メン発表がなされる前のこと、ちょうどなっちが太り始めたよとザワザワと言われだし、
加入半年を過ぎたごっちんも加入時よりふっくらしていたころです。ある人がこんなこと言っていました。
彼女たちは、ストレスを発散する場所も手段もない、だから食べ物に走ってしまって太りだしているのだと。

加護ちゃんの一件が報道されたとき、この話を思い出しました。ステージやテレビの中では
素顔をさらけ出すことができるのに、街中で買い物するには目立たないようにしなければならない、
加護ちゃんに限らずあのようなアイドルたちはそうした限られた状況下で生活せざるを得ません
（あくまでも一般論として）。おまけにデビュー当時から周囲は自分よりずっと年上の大人たちばかりです。

ストレスが溜まればどこかに捌け口を求めるのはアイドルだけでなくどの人も同じことです。恐らく加護ちゃんも、
同年代の普通に街を歩いている女の子以上に、いろいろといやなことが溜まっていたはずです。
この点に関しては同情してあげたいです。

問題は、限られた捌け口の中で間違ったものを選択した点です。タバコがその選択肢のひとつだったのかは
定かではないですが、もしそうだとしたら、残念なことです。未成年がタバコを吸ってはいけないということは、
はっきり言ってしまえば法律以前の問題であります。それが未成年であってずっと大人の世界で
活躍していたといえども、判断能力が備わっていれば、やってはいけないこととわかっていなければ
ならないことです。

タバコを口にしたことで加護ちゃんはプロとしての人生だけでなく、周囲の期待も犠牲にしたことになります。
周囲の誘惑に負けないのがプロだとすれば、誘惑に落ちた加護ちゃんは加害者でもあり、同時に被害者でも
あるような気がします。今後、復帰があるのかどうかはわからないですが（あのダルビッシュも謹慎が明けてから
ファイターズの先発陣の一角を担っている）、復帰したら応援してあげたいけど、このまま消えたとしても、
それは自業自得で仕方ないことだと言わざるを得ません。