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最近の六本木ヒルズ

2007-04-27 11:43:02 | 日常生活
六本木ヒルズのエレベーター火災、ずさん管理が原因か(朝日新聞) - goo ニュース

今週に入ってから、六本木ヒルズ内のオフィス行きエレベーターに乗ろうとするところのゲートが
常時開放されていて、そこに警備員がひとり立っている姿を見かけます。たまたまそのゲートが
ぶっ壊れただけかと思ったら、1階(このビルで言うところのLL階)には「Goldman Sachs」という
看板がいくつか立てられていました。

そしてこの記事を読んでわかったのは、GSへ行く人たちのエレベーターは今使えないから、
別の荷物用か何かのエレベーターに乗るほかない、ということでした。その原因はもちろん
4月4日の小火の原因がわかったからなのです。

まぁこんな事故が起こらなくても、このビルのエレベーターはとにかく不評なことはわかっています。
ご丁寧に2階建て式エレベーターを採用していますが(この方式のエレベーターを世界で最初に
開発したのはオーチスです)、

なかなかエレベーターが来ない→来たエレベーターは満員で乗れない→だから次のエレベーターを待つ→
その間にエレベーターホールに人が溜まる→そしてまた乗れない・・・

という繰り返しでホトホト困ることが多々あります。その上にこうした管理をしているようだと、
満員のエレベーターには絶対に乗ることができません。

だたし、そこは六本木ヒルズです。例の回転ドア事故のときに回転速度やセンサーに手を加えるよう
言ったのは納入業者ではなく森ビルです。拝金主義の塊のビルにおいて無意味なコストカットをした結果が
別の意味でのコストを生じさせたわけです。今回もどこかで中途半端に無駄を削いだところがあるのではと
疑っても当然でしょう。開業4年目の六本木ヒルズのキャッチフレーズは「みんな笑う」というものですが、
仮に今回の事故が納入側の落ち度であったとしても、今の六本木ヒルズは「みんなに笑われている」です。


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