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「何を食べればやせるのか」なのか?

2004-10-03 21:05:08 | 日常生活
昨日の夕方、BS1でアメリカのダイエット事情のドキュメントをやっていました。
アメリカでダイエットと言うと、ここ最近では「アトキンス式ダイエット」でしょう。
詳しいことはこちらなどを参照されるのがいいかと思いますが、
簡単にいうと、炭水化物は一切ダメ、たんぱく質や脂肪の料理を食べようというもので、
脂っこい食べ物の多いアメリカでは一気に広まったものです。

しかし、この番組でおもしろかったのは、番組の大半が「何を食べると太ってしまうのか?」という、
食べる物に焦点が当たっていたことです。もっとおもしろかったのが、2000年にアメリカ農務省が
全米のダイエットの識者を迎えてどのダイエット法がいいのか討論したというものです。

正直なところ、アメリカの料理は脂っこいのも多いし、朝から結構キツいものが出されることもあるけど(こちら参照)、
問題はアメリカ人があまり運動しないことにあるんじゃないかと思いますし、その番組でも結論として
そういうことを指摘していました。その典型が「テレビディナー」と呼ばれるものや車社会、ネット社会じゃないかと思います。

その上、アメリカ人はどうもシェイプアップするために運動したりジムに通ったりとしている人もいるかと思いますが、
楽に痩せようという典型が、日本でも深夜テレビで頻繁に流れる「ダイエットグッズ」ではないでしょうか。
興味深いのは、あの手のグッズは「家でテレビを見ながらできる」というのが売りになっているようです。
やはりアメリカはテレビディナーにしろこの手のグッズにしろ、それだけテレビ中心な生活なのでしょう。
確かに家で何かやることも重要ですけど、だったら30分くらい散歩しようよとか、そういう考えをしてしまうのはどうなのでしょう?

こういうのを見ると、日本も同じような方向へ行ってしまうそうで何か心配です。
問題は、体重が重いことで心臓病や生活習慣病などを発病する可能性が高く、引いては医療費負担が増えてしまうことです。
食事療法だけではダメとは言いませんし、ダイエット専門家ではないので詳しいことはわかりませんが、
やはり食べることと運動することが健康的に生活する一番の近道ではないかと、至極当たり前な結論になるのです。

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