Manny declares '10 his final year in LA(MLB.com)
今年の5月30日で38歳になるとはいえ、マニー・ラミレスがラインアップにいるかいないかの重要さは
今でも変わりません。長年長打力に泣いてきたドジャーズにとって、その重要さは絶対に攻撃陣に
加えたい要素でした。それが2008年の夏にラミレスを獲得した意図です。
しかしそれは、メジャーでも特筆すべき気まぐれな大スターでもあるラミレスを持つことのリスクと
表裏一体でした。実際、昨年の今頃、ラミレスは、というよりラミレスとスコット・ボラスのチームは
まだドジャーズと契約をしていませんでした。ラミレス側の要求をほぼ飲む形でドジャーズは契約を
結ぶことに成功しましたが、それから3ヶ月後には、ラミレスの禁止薬物使用が発覚し、ラミレスは
50試合の出場停止を課されました。
この50試合でドジャーズが得たものは、ラミレスがいないことによる損失ではなく、ラミネスがいなくても
ドジャーズは戦うことができる選手が揃っているということでした。逆に謹慎明けのラミネスからは、
かつてほどの威圧感を感じることはありませんでした。昨年9月以降の打率も.218と低迷しました。
2008年途中からドジャーズに入ったときから比べると急降下です。
そして2010年の春、ラミレスはこのコメントでシーズンを開始しました。
I know I won't be here next year, so I'll just enjoy myself. I'm happy I'm here now,
I just know I won't be back. I'll wait until September and check out the numbers
and see where we're at. The game is still fun, but I'll wait until the season ends and
see where my family's at and stuff like that, and make a choice. I just want to see
how my body responds and stuff like that.
「野球は楽しい」とラミレスは常日頃に言っていることではありますが、しかしここまでネガティブな
発言はこれまでなかったように感じます。今シーズンはとにかく楽しんでいこうとしながらも、それ以降は
自分の心と体に聞いてみる、ということでしょうか。一部では守備機会のないアメリカンリーグへ戻る
意思表示ではないかとも受け取られていますが、体力より気持ちの面でリスクを伴うラミレスを積極的に
獲得したいチームはあまりないでしょう。
もしかしたら、今年がマニー劇場最後の年になるかもしれません。それでも十分楽しませてくれましたし、
今年もまたいろいろと大きな騒ぎと、大きな当たりを期待したいところです。
今年の5月30日で38歳になるとはいえ、マニー・ラミレスがラインアップにいるかいないかの重要さは
今でも変わりません。長年長打力に泣いてきたドジャーズにとって、その重要さは絶対に攻撃陣に
加えたい要素でした。それが2008年の夏にラミレスを獲得した意図です。
しかしそれは、メジャーでも特筆すべき気まぐれな大スターでもあるラミレスを持つことのリスクと
表裏一体でした。実際、昨年の今頃、ラミレスは、というよりラミレスとスコット・ボラスのチームは
まだドジャーズと契約をしていませんでした。ラミレス側の要求をほぼ飲む形でドジャーズは契約を
結ぶことに成功しましたが、それから3ヶ月後には、ラミレスの禁止薬物使用が発覚し、ラミレスは
50試合の出場停止を課されました。
この50試合でドジャーズが得たものは、ラミレスがいないことによる損失ではなく、ラミネスがいなくても
ドジャーズは戦うことができる選手が揃っているということでした。逆に謹慎明けのラミネスからは、
かつてほどの威圧感を感じることはありませんでした。昨年9月以降の打率も.218と低迷しました。
2008年途中からドジャーズに入ったときから比べると急降下です。
そして2010年の春、ラミレスはこのコメントでシーズンを開始しました。
I know I won't be here next year, so I'll just enjoy myself. I'm happy I'm here now,
I just know I won't be back. I'll wait until September and check out the numbers
and see where we're at. The game is still fun, but I'll wait until the season ends and
see where my family's at and stuff like that, and make a choice. I just want to see
how my body responds and stuff like that.
「野球は楽しい」とラミレスは常日頃に言っていることではありますが、しかしここまでネガティブな
発言はこれまでなかったように感じます。今シーズンはとにかく楽しんでいこうとしながらも、それ以降は
自分の心と体に聞いてみる、ということでしょうか。一部では守備機会のないアメリカンリーグへ戻る
意思表示ではないかとも受け取られていますが、体力より気持ちの面でリスクを伴うラミレスを積極的に
獲得したいチームはあまりないでしょう。
もしかしたら、今年がマニー劇場最後の年になるかもしれません。それでも十分楽しませてくれましたし、
今年もまたいろいろと大きな騒ぎと、大きな当たりを期待したいところです。