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なっきぃ、えらいことになったよ、なっきぃ!

2008-12-09 19:20:03 | 中島早貴(なっきぃ)&℃-ute
ヒトラーは「偉人」、演説で「癒やし」…テレ東が放送・謝罪(読売新聞) - goo ニュース
マーケティング・ゼロ 第50回:まだテレビCMを打とうと思っているのですか、部長さん? (日経ビジネスオンライン) - goo ニュース


ヒトラーおじさんが偉人かどうかはどうでもよいですが、ヒトラーの一生をごくごく
簡単に表すのであれば、

挫折→台頭→暴走→自滅

だと思います。台頭や暴走の中で「癒やしの演説」を駆使し、ドイツ国民を戦争へ導き、
あるいはユダヤ人を収容所へ導く口実を作ったのでしょう。

しかし今回問題なのは、ヒトラーおじさんをバラエティーで取り上げて、それをアイドルに
茶化させたことです。誰かが自らの意思で「ヒトラーは偉大なり」と口走ったのとは違います。
ヒトラーは世界史上でも議論の余地どころかかなり忌み嫌われる人物であり、その暗い記憶は
まだ生きています。それゆえ、企画に出た時点でどうなのかと思います。

そこでテレビ東京は謝罪をしましたが、なぜでしょう?13年前、「マルコポーロ」という
大しておもしろくない雑誌が「ホロコーストはでっち上げだ」と特集を組んだところ、
一発で廃刊になりました。その理由は、ユダヤ系の団体が雑誌の広告主に対して圧力を
仕掛けようとしたからだと言われています。実際の放送を見て真っ先に思ったことは、
ヒトラーおじさんがどうこうより、このことでした。たぶん赤字転落のテレ東も、
番組存続以前に、それに近いことを恐れて謝罪したのでしょう。

それにしても、テレビってお気楽商売だなと思います。今やバラエティーもドラマでも
ノリだけで番組を作っていて、そこにおもしろさも真剣さも感じません。だからテレビが
つまらなくなり、人が去り、テレビCMが遺物になりつつあるんです。それでも、放送法の
おかげでテレビ局は競争にさらされず、赤でも黒でも生き残ります。

おまけに、真剣さで言うならば、制作サイドの将来がない人達は、将来がある℃-uteを
育てようという気概がないのもわかってしまいました。元からそんなことを考える人なんて
いないでしょうが、それはそれで真剣に応援するファンや本人達にに失礼なです。

℃-uteやなっきぃが、プロ意識がないおじさんたちに潰されるのだけはゴメンです。


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