メディア界の冷戦

ＮＨＫがラグビー生中継　企業名ほとんど映らず (共同通信) - goo ニュース

相変わらず続いている「不祥事続きNHK」対「スクープに飢えている朝日新聞」の冷たい戦争。恐らく先進国の中で、
主義主張とは直接関係ないところでマスコミ機関同士がケンカをする国は日本だけではないでしょうか。それくらいに、
この戦いはレベルが低すぎます。朝日新聞の言っている事がおかしいと思う人は多い反面、だからといって、
このご時世にNHKの肩を持ちたがる人もいないのが現状です。はっきり言ってしまえば、拉致問題での日本と北朝鮮の
言い争いと変らないようです。

そうした中、NHKが今日のラグビーの試合を生放送するかしないかで二転三転、結局生放送ということになりました。
これもレフェリーのジャージに「朝日新聞」という文字が載っていて、それが映ることにNHKが拒否反応を
示したからに他なりません。NHKは「特定企業が過度に映し出される」という「別件逮捕」の要件を持ち出しています。
いや、別件逮捕というよりはNHKが「制裁」にまで及んでしまった格好です。

この問題がいつまで続くかわかりませんが、もし長期化するのであれば、夏の高校野球をNHKは生放送してはいけません。
審判のシャツには「朝日新聞」とは書かれていないけれども、主催が朝日新聞だからです。恐らくNHKは、
数秒ディレイでの中継、それも映像処理を施して外野のフェンス「だけ」が加工された映像を流すことでしょう。