子供服のナルミヤ、今期経常益18%減(NIKKEI NET)
まだ外苑前に出勤していた頃、たまに近くのビルの前に親子連れの列ができていました。平日にも関わらずです。
そのビルには「ナルミヤインターナショナル」の本社があり、その会社が出している洋服の販売会に向かう列でした。
にわかIT好況から消費不況に向かい出した2000年から2002年当時、ナルミヤの業績がよかったのは、女の子たちのアイドル、
辻ちゃんや加護ちゃんたちがここのブランドの洋服を着てテレビなどに出ていたことにあるのですが、その一方で
両親と祖父母からお小遣いをもらっていたという側面もありました。
しかしあの頃からは時代が変わってしまいました。娘。のメンバーも変わっていきました。2003年にオーディションで
選ばれて入った6期の3人は、どちらかといえば少し大人な格好をさせても似合ったのです。娘。に入った年齢は
辻ちゃん加護ちゃんや5期メンが入ったときとそれほど変わらないのですが、時代はあの時点でもうキャラクターの
洋服を求めていなかったのだと思います。それが決定的になったのは、ベリーズ工房さんたちではないでしょうか。
年齢的には小・中校生を集めたあのユニットは、歌詞の内容も衣装も(普段着についてはわからないけど)見た目も、
明らかに実年齢より上に感じさせてくれます。
小・中学生くらいの女の子は実年齢よりも背伸びした年頃に憧れるものです。最近はその動きがより加速した感じを受けます。
その流れに乗ったというよりは逆らわなかったハロプロ(「流れを作った」とまでは言えないでしょう。実際に辻ちゃんや
加護ちゃんの頃と違い、ベリーズさんたちが同世代の女の子から人気を得ているとは言い難いので)と、この流れを
読みきれなかったナルミヤ、という構図がこの決算を象徴しているのではないかと思います。
そして明日6月17日、辻ちゃんが18歳の誕生日を迎えます。見た目や言動からはまだ18歳という感じは決して受けないのですが、
明日からはもう21時以降のテレビ・ラジオ生出演も可能なので、その意味では「オトナジャン」ということになります。
今の辻ちゃんからは一般的な18歳女性(たとえば女子大生)が着るような衣装を着ている姿を想像し難しいのですが、
明日は子供ではなくなる「辻希美さん」の誕生日を祝ってあげたい、と思いつつあの「辻ちゃん」がオトナに
なっていくのかというのも、どこか寂しさの残るところでもあります。
まだ外苑前に出勤していた頃、たまに近くのビルの前に親子連れの列ができていました。平日にも関わらずです。
そのビルには「ナルミヤインターナショナル」の本社があり、その会社が出している洋服の販売会に向かう列でした。
にわかIT好況から消費不況に向かい出した2000年から2002年当時、ナルミヤの業績がよかったのは、女の子たちのアイドル、
辻ちゃんや加護ちゃんたちがここのブランドの洋服を着てテレビなどに出ていたことにあるのですが、その一方で
両親と祖父母からお小遣いをもらっていたという側面もありました。
しかしあの頃からは時代が変わってしまいました。娘。のメンバーも変わっていきました。2003年にオーディションで
選ばれて入った6期の3人は、どちらかといえば少し大人な格好をさせても似合ったのです。娘。に入った年齢は
辻ちゃん加護ちゃんや5期メンが入ったときとそれほど変わらないのですが、時代はあの時点でもうキャラクターの
洋服を求めていなかったのだと思います。それが決定的になったのは、ベリーズ工房さんたちではないでしょうか。
年齢的には小・中校生を集めたあのユニットは、歌詞の内容も衣装も(普段着についてはわからないけど)見た目も、
明らかに実年齢より上に感じさせてくれます。
小・中学生くらいの女の子は実年齢よりも背伸びした年頃に憧れるものです。最近はその動きがより加速した感じを受けます。
その流れに乗ったというよりは逆らわなかったハロプロ(「流れを作った」とまでは言えないでしょう。実際に辻ちゃんや
加護ちゃんの頃と違い、ベリーズさんたちが同世代の女の子から人気を得ているとは言い難いので)と、この流れを
読みきれなかったナルミヤ、という構図がこの決算を象徴しているのではないかと思います。
そして明日6月17日、辻ちゃんが18歳の誕生日を迎えます。見た目や言動からはまだ18歳という感じは決して受けないのですが、
明日からはもう21時以降のテレビ・ラジオ生出演も可能なので、その意味では「オトナジャン」ということになります。
今の辻ちゃんからは一般的な18歳女性(たとえば女子大生)が着るような衣装を着ている姿を想像し難しいのですが、
明日は子供ではなくなる「辻希美さん」の誕生日を祝ってあげたい、と思いつつあの「辻ちゃん」がオトナに
なっていくのかというのも、どこか寂しさの残るところでもあります。