
フランク・ロイド・ライトのスタジオ見学を終えて、一旦シカゴダウンタウンへ戻った後、
今回の旅行のメインイベントとも言える、リグレーフィールドでの野球観戦へ向かいます。
シカゴのダウンタウンから電車で北に20分ほどのところにあるAddison駅へ。南や西と違って、
シカゴの北部は住宅街が広がっています。
駅を降り、何人かのダフ屋をスルーすればリグレーフィールドが現れます。周囲にはスポーツバーがあり、
そこに浸って開場を待っている人もいます。まず出迎えてくれるのが、この球場で有名だったアナウンサー、ハリー・ケリーの銅像。
これの前で写真を撮る人が結構多く、自分もどこかの親子に写真を頼まれました。ブレていなかったかが心配。
それはともかく、アメリカでも屈指の人気スタジアムなので、シカゴ以外からも結構な人が来ていたものと思います。

リグレーフィールドは周囲がそれほど広くないので、一周してみることに。周囲は住宅街で、特にレフトスタンド裏にある家では、
試合のある日に自分の家のベランダや屋上で試合を見せている(入場料も取る)のです。またある1軒はさらに賢いことに、
屋根に某有名ビール会社の広告を入れてもらっています。スタジアム内に広告を貼る場所が少ないリグレーフィールドならではで、
左中間に大きい当たりがいけばこの広告も映るという計算。
開場前の球場周囲は、一言でいえば「モーコン」または「ハロコン」開場前という感じ。
試合前から騒いで(ヲタ芸してる人はいないよ)アンオフィ?のお店(雑誌からパクッたポスターはないよ)が出ており、
まさに「モーコン」です。そういえば、アンオフィのスコアーシート(表紙付きで結構凝ったもの)を鉛筆付きで
売っている人もいました。3/4周したところで、ここが正面なんだとやっとわかりまして、それがこの写真。

まだ開場まで時間があったので、この写真から道路隔てたところにあるお店でブルーのカブスユニフォームを購入。
17時前、チケットゲートのシャッターが上がり、同時にドドドドっとスタッフが登場。そして17時開場。
入ってすぐ、スコアシートを購入。別にスコアシートの付け方なんで全くわからないのですが(次行くときまでには覚えよう!)、
そうするとおじさんが「アリガトウ」と一言。そして、球場といえばホットドッグということで、
ホットドッグとでかいコーラを購入。リグレーフィールドのある「リグレービル」という地区は、
ドイツ人街としても知られており、ソーセージもアメリカ風のではなくドイツっぽい味付けでオニオンがたっぷり。
買出しをして中に入ります。1階席の後ろの方でこういう風景だったのですが、どうですか、このツタが広がるフィールド!

試合開始前、「今日は誰が先発?」とある人に聞かれて、月曜の新聞に書いてあったのによれば
「ザンブラーノ」・・・と言ったのですが、後から調べたら「クレメント」と書いてあったのだが・・・
実際に先発はクレメントでした。
この日の試合についてはこちら
この日、始球式にNFLシカゴ・ベアーズのキッカー、ポール・エジンジャーが出てきて大盛り上がり。
2日前の開幕戦ではキックブロックされてリターンTDされているのに。
始球式が終わると、サミー・ソーサを先頭にカブス選手が登場。ソーサはライトへ
猛ダッシュしていきます。これってホントだったんだ。
しかし、試合はいきなり先発のクレメントが安定せず、1回表にいきなり1アウト満塁。そこをダブルプレーで切り抜けたが、
まだ安定しないクレメントは2回表には2点取られました。一方のカブスはなかなか3塁までランナーを
進めることもできず、ストレス溜まるばかり。
7回裏、この球場で名物である"Take me out to the ballgame"の合唱。先ほど始球式をしたエジンジャーが、
放送席から身を乗り出して(この「身を乗り出して」というのも伝統のひとつ)歌い始め、球場中で合唱。
ちゃんとテレビの野球中継もこの歌が終わるとCMに入ります(普通の球場であればそこまではやらない)。
そして、この歌あたりから一気に試合が動き始めます。8回裏、ランナーひとりを置いて1番パターソンが
レフトへフライを打ち上げます。これはレフトフライかと思ったら、レフトのフェンス上に当たったらしく2ランホームラン!
これまで3塁が踏めなかったのがウソのように場内盛り上がります(ストリーム動画のPatterson's game-tying HR参照)。
9回裏、ランナー一人出て打者はソーサ。当然ながらサヨナラ勝ちを期待して場内大盛り上がり。
ソーサも明らかに狙っているのが見え見えなフルスイングで空振り。結局、最後も空振り三振。
でもあそこまで思いっきり振った上での三振なら何となくがっかりはしません。その後、もうひとりランナーが出たものの、
8番バレットがサードゴロで延長戦へ。恐らく自分が野球をナマで見た中で延長戦は初めてじゃないかと思います。
11回表、明らかにこの試合を決定的にしたプレイが出ます。1アウト、ランナー1塁においてランナースタート、
バッターはライトへラインドライブを打つ、やや深めに守っていたソーサがダッシュして飛び込む、そして捕った!
1塁に投げてダブルプレイ完成!これでまた場内大盛り上がり!(Sosa, Lee turn a double play参照)。
そして12回裏、2アウトランナーなしからパターソン登場。今度は誰が見てもわかる、文句なしのホームランを
センター後方にぶち込んで場内最高潮!!これで試合終了となったわけです。サヨナラゲームというのも
恐らく初めてナマで見たと思います(Patterson's game-winner参照)。球場を出るとそこもまた大盛り上がり。
みんないいカオをして帰路についたのでした。
ひとつ残念だったのは、ノマー・ガルシアパーラがケガで見れなかったことくらいです。
今回の旅行のメインイベントとも言える、リグレーフィールドでの野球観戦へ向かいます。
シカゴのダウンタウンから電車で北に20分ほどのところにあるAddison駅へ。南や西と違って、
シカゴの北部は住宅街が広がっています。
駅を降り、何人かのダフ屋をスルーすればリグレーフィールドが現れます。周囲にはスポーツバーがあり、
そこに浸って開場を待っている人もいます。まず出迎えてくれるのが、この球場で有名だったアナウンサー、ハリー・ケリーの銅像。
これの前で写真を撮る人が結構多く、自分もどこかの親子に写真を頼まれました。ブレていなかったかが心配。
それはともかく、アメリカでも屈指の人気スタジアムなので、シカゴ以外からも結構な人が来ていたものと思います。

リグレーフィールドは周囲がそれほど広くないので、一周してみることに。周囲は住宅街で、特にレフトスタンド裏にある家では、
試合のある日に自分の家のベランダや屋上で試合を見せている(入場料も取る)のです。またある1軒はさらに賢いことに、
屋根に某有名ビール会社の広告を入れてもらっています。スタジアム内に広告を貼る場所が少ないリグレーフィールドならではで、
左中間に大きい当たりがいけばこの広告も映るという計算。
開場前の球場周囲は、一言でいえば「モーコン」または「ハロコン」開場前という感じ。
試合前から騒いで(ヲタ芸してる人はいないよ)アンオフィ?のお店(雑誌からパクッたポスターはないよ)が出ており、
まさに「モーコン」です。そういえば、アンオフィのスコアーシート(表紙付きで結構凝ったもの)を鉛筆付きで
売っている人もいました。3/4周したところで、ここが正面なんだとやっとわかりまして、それがこの写真。

まだ開場まで時間があったので、この写真から道路隔てたところにあるお店でブルーのカブスユニフォームを購入。
17時前、チケットゲートのシャッターが上がり、同時にドドドドっとスタッフが登場。そして17時開場。
入ってすぐ、スコアシートを購入。別にスコアシートの付け方なんで全くわからないのですが(次行くときまでには覚えよう!)、
そうするとおじさんが「アリガトウ」と一言。そして、球場といえばホットドッグということで、
ホットドッグとでかいコーラを購入。リグレーフィールドのある「リグレービル」という地区は、
ドイツ人街としても知られており、ソーセージもアメリカ風のではなくドイツっぽい味付けでオニオンがたっぷり。
買出しをして中に入ります。1階席の後ろの方でこういう風景だったのですが、どうですか、このツタが広がるフィールド!

試合開始前、「今日は誰が先発?」とある人に聞かれて、月曜の新聞に書いてあったのによれば
「ザンブラーノ」・・・と言ったのですが、後から調べたら「クレメント」と書いてあったのだが・・・
実際に先発はクレメントでした。
この日の試合についてはこちら
この日、始球式にNFLシカゴ・ベアーズのキッカー、ポール・エジンジャーが出てきて大盛り上がり。
2日前の開幕戦ではキックブロックされてリターンTDされているのに。
始球式が終わると、サミー・ソーサを先頭にカブス選手が登場。ソーサはライトへ
猛ダッシュしていきます。これってホントだったんだ。
しかし、試合はいきなり先発のクレメントが安定せず、1回表にいきなり1アウト満塁。そこをダブルプレーで切り抜けたが、
まだ安定しないクレメントは2回表には2点取られました。一方のカブスはなかなか3塁までランナーを
進めることもできず、ストレス溜まるばかり。
7回裏、この球場で名物である"Take me out to the ballgame"の合唱。先ほど始球式をしたエジンジャーが、
放送席から身を乗り出して(この「身を乗り出して」というのも伝統のひとつ)歌い始め、球場中で合唱。
ちゃんとテレビの野球中継もこの歌が終わるとCMに入ります(普通の球場であればそこまではやらない)。
そして、この歌あたりから一気に試合が動き始めます。8回裏、ランナーひとりを置いて1番パターソンが
レフトへフライを打ち上げます。これはレフトフライかと思ったら、レフトのフェンス上に当たったらしく2ランホームラン!
これまで3塁が踏めなかったのがウソのように場内盛り上がります(ストリーム動画のPatterson's game-tying HR参照)。
9回裏、ランナー一人出て打者はソーサ。当然ながらサヨナラ勝ちを期待して場内大盛り上がり。
ソーサも明らかに狙っているのが見え見えなフルスイングで空振り。結局、最後も空振り三振。
でもあそこまで思いっきり振った上での三振なら何となくがっかりはしません。その後、もうひとりランナーが出たものの、
8番バレットがサードゴロで延長戦へ。恐らく自分が野球をナマで見た中で延長戦は初めてじゃないかと思います。
11回表、明らかにこの試合を決定的にしたプレイが出ます。1アウト、ランナー1塁においてランナースタート、
バッターはライトへラインドライブを打つ、やや深めに守っていたソーサがダッシュして飛び込む、そして捕った!
1塁に投げてダブルプレイ完成!これでまた場内大盛り上がり!(Sosa, Lee turn a double play参照)。
そして12回裏、2アウトランナーなしからパターソン登場。今度は誰が見てもわかる、文句なしのホームランを
センター後方にぶち込んで場内最高潮!!これで試合終了となったわけです。サヨナラゲームというのも
恐らく初めてナマで見たと思います(Patterson's game-winner参照)。球場を出るとそこもまた大盛り上がり。
みんないいカオをして帰路についたのでした。
ひとつ残念だったのは、ノマー・ガルシアパーラがケガで見れなかったことくらいです。
リグレーフィールドは、「700HRヒッターの3人がHRを打ったスタジアム」だそうです。
フェンウェイも古いらしいけど、こちらは違うのかな?
確か、地元との合意事項で、リグレーフィールドのナイトゲームは
試合数が制限されている、というのをどっかで見た( 読んだ )覚えがあります。
これからGAORAで、NYG@GBの生中継です~
「野球は青空の下でやるものだ」というオーナーの強い意向もあり、
つい最近(20数年前まで)はデイゲームでしかやってなかったのですが、
今でも伝統に則して週末・平日問わずデイゲームで行われることが
多いです。実際にこの試合の翌日は水曜日でデイゲームでした。
リグレーフィールドはメジャーの中でも特にデイゲーム開催試合が
多いですが、他のチームでもシーズン中、平日昼間に試合が
行われることはよくあります。それは移動と連戦との関係もあるのですが、
むしろ日本でデイゲームが少ないんじゃないかと思います。