Perez dominates Yanks to lead Mets(MLB.com)
Speedy Reyes and Goméz Help Fuel a Stellar Outing by Pérez(New York Times)
思い起こせば前回のサブウェイシリーズの頃はメッツがヤンキーズより上位の立場でした。しかし今回は成績こそまだ
メッツが上にいますがここ最近の戦い振りではヤンキーズ上位というべきでしょう。
おまけに今のヤンキーズには前回のシリーズのときにはいなかった今日の先発、ロジャー・クレメンスがいます。
個人的には、クレメンスはやれる、されどヤンキーズは浮上せず、と思っていましたが、クレメンスの加入により、
ヤンキーズの日替わりランチ的先発陣はある程度安定し、同時に後ろの投手陣も楽になりました。そうした効果も
あってなのか、攻撃陣にも当たりが戻り、連勝を重ねだしたのかと思います。
たた今日のメッツ戦では、クレメンスはやれる、ヤンキーズはさにあらずという印象を受けました。7回途中まで、
クレメンスはよく投げました。盗塁を許しまくったのはクレメンスの投球フォームに関わるので仕方ないでしょう。
むしろ今回は攻撃の援護がありませんでした。まるで昨年アストロズでクレメンスが好投しても味方が打たないあの
光景のようでした。まあアストロズとヤンキーズでは攻撃の厚みが違いすぎるので、ヤンキーズがいつもこんな
感じになるとは思いませんが、ヤンキーズがクレメンスにおんぶだっこでは、レッドソックスとの大差をひっくりかえすのは
難しいでしょう。ただ大スター揃いのヤンキーズにあっては、クレメンス級の大国柱的選手が必要なのかもしれません。
一方メッツ先発のオリバー・ぺレスは「得意の荒れ球」でヤンキーズ打線を抑え、ベンチへ戻る足取りも非常に
軽やかでした。調子が良ければドンドン乗って行くという典型なラテン選手だと思いますが、今日の試合では、
2回チームメイトに救われました。ひとつは3回裏2アウトで、ボビー・アブレイユを四球で出し、一塁に牽制しかけたとき。
メッツはその前の回に足を絡ませ得点したけとがぺレスの頭にあったのでしょう。しかし牽制を止めたのと同時に、
一塁を守るフリオ・フランコ(この試合でクレメンスより年上だった唯一の選手)がぺレスに近付きアドバイスをしました。
恐らく「ランナーを気にするな」と言ったはずです。現にアブレイユは盗塁をしたけどぺレスはアレックス・ロドリゲスを
三振させました。この場面はフランコの好判断だと思います。
そしてもうひとつは、言わずもがな、4回裏の大飛球からの併殺(と松井秀喜の凡ミス)です。前者はぺレスが
崩れかける前の支え、後者は崩れかけた時の支えでしょう。これらによりぺレスは8回途中まで投げきりました。
ただ今日の試合で本当に支えが必要と感じた選手がいます。カルロス・デルガードです。1試合2HRなんていう試合もあって、
復調してきたのかと思うと、今日のように三振のシーンだけで終わったりします。全打席毎にノートに詳細を書く
まじめな選手なだけに、負のスパイラルに入り余計に悩んではいないかと心配です。
Speedy Reyes and Goméz Help Fuel a Stellar Outing by Pérez(New York Times)
思い起こせば前回のサブウェイシリーズの頃はメッツがヤンキーズより上位の立場でした。しかし今回は成績こそまだ
メッツが上にいますがここ最近の戦い振りではヤンキーズ上位というべきでしょう。
おまけに今のヤンキーズには前回のシリーズのときにはいなかった今日の先発、ロジャー・クレメンスがいます。
個人的には、クレメンスはやれる、されどヤンキーズは浮上せず、と思っていましたが、クレメンスの加入により、
ヤンキーズの日替わりランチ的先発陣はある程度安定し、同時に後ろの投手陣も楽になりました。そうした効果も
あってなのか、攻撃陣にも当たりが戻り、連勝を重ねだしたのかと思います。
たた今日のメッツ戦では、クレメンスはやれる、ヤンキーズはさにあらずという印象を受けました。7回途中まで、
クレメンスはよく投げました。盗塁を許しまくったのはクレメンスの投球フォームに関わるので仕方ないでしょう。
むしろ今回は攻撃の援護がありませんでした。まるで昨年アストロズでクレメンスが好投しても味方が打たないあの
光景のようでした。まあアストロズとヤンキーズでは攻撃の厚みが違いすぎるので、ヤンキーズがいつもこんな
感じになるとは思いませんが、ヤンキーズがクレメンスにおんぶだっこでは、レッドソックスとの大差をひっくりかえすのは
難しいでしょう。ただ大スター揃いのヤンキーズにあっては、クレメンス級の大国柱的選手が必要なのかもしれません。
一方メッツ先発のオリバー・ぺレスは「得意の荒れ球」でヤンキーズ打線を抑え、ベンチへ戻る足取りも非常に
軽やかでした。調子が良ければドンドン乗って行くという典型なラテン選手だと思いますが、今日の試合では、
2回チームメイトに救われました。ひとつは3回裏2アウトで、ボビー・アブレイユを四球で出し、一塁に牽制しかけたとき。
メッツはその前の回に足を絡ませ得点したけとがぺレスの頭にあったのでしょう。しかし牽制を止めたのと同時に、
一塁を守るフリオ・フランコ(この試合でクレメンスより年上だった唯一の選手)がぺレスに近付きアドバイスをしました。
恐らく「ランナーを気にするな」と言ったはずです。現にアブレイユは盗塁をしたけどぺレスはアレックス・ロドリゲスを
三振させました。この場面はフランコの好判断だと思います。
そしてもうひとつは、言わずもがな、4回裏の大飛球からの併殺(と松井秀喜の凡ミス)です。前者はぺレスが
崩れかける前の支え、後者は崩れかけた時の支えでしょう。これらによりぺレスは8回途中まで投げきりました。
ただ今日の試合で本当に支えが必要と感じた選手がいます。カルロス・デルガードです。1試合2HRなんていう試合もあって、
復調してきたのかと思うと、今日のように三振のシーンだけで終わったりします。全打席毎にノートに詳細を書く
まじめな選手なだけに、負のスパイラルに入り余計に悩んではいないかと心配です。