歌舞伎役者の眼のまわりの隈取りを見て、
こどもの頃は、意味が分からず不気味な顔と思っていましたが、
顔面の血管が怒りによって隆起した様のもので、
正義や若さを表しています。(紅隈)、これに対し
灰色系の(藍隈)は超人的な悪を表しているそうです。
一目でヒーロー、悪玉がわかるのです。
歌舞伎メイクって面白いと思います。
紅隈の中でもこの絵の桜丸は、荒々しさより
男の"色気"を強調した
むきみ隈と言われるものです。
この他には、最高の怒りを表した『筋隈」や、
逆立った髪のかつらをつけ、手足にも隈取りした肉襦袢をつけ
最高の勇者を演じるための『火炎隈』があります。
【カブキッズ】を参考にして絵を描き、【芝わんこの和のこころ】
を参考にして記事をまとめました。
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