花散らしの雨が降るでしょう、と言われた宵
旦那さんが仕事から
早く帰って来るというので
じゃあ
お花見しながら駅前まで散歩して
駅前の焼鳥屋さんで一杯やろう！と
私は意気込んでいました。
おかえり！！
お花見と焼鳥屋さんに行こう！行こう！！
しかし
旦那さんは
私が盛り上がっていると
それを鎮めようとするイヤ～な性質があり
『焼鳥屋さんには行かない！！』と言い放ったのでした。
そして
着替えると
ショックを受けている私に
おかまいなしに
サッサと家を出て行きました。
私は
その後ろを追いかけながら
そういえば
先日の最悪だった占いでも
言われたっけ
『いつだって旦那さんは
あなたの言うことに
賛成しないでしょ？』って
（3月17日の日記「最悪占い」参照願います！）
本当にその通りだよ。
こんなに焼鳥を楽しみにしてたのに…！
と書きつつ、
いま気付きました。
あれ？
私、お花見はどうでもよくなってる？？…ね？！
それは
さておき
この時の私は
占いへの恐怖心から
旦那さんとの将来への不安
さらには焼鳥への募る思い
いろいろ混ざって
訳も分からず
涙があふれてきました。
そんな
涙の先に
ビールとコンビニの袋を提げた
旦那さんが戻ってきた時には
ちょっと恥ずかしかったのですが
コンビニの袋には
焼鳥が入っていて
その向こうには
満開の桜の木と
ベンチがありました。
