出勤前には雨と風はおさまったものの
家の前の川が激流の大河になっていました。
いつものお散歩道は
完全に水没して川になっており
すごい勢いで流されていく
ゴミや流木などと一緒に
カモが流されていたのが
とっても心配でした。
飛ぶタイミングもつかめないまま
川を下って行くカモ。
故郷や家族、仲間から引き離されて
大丈夫なのだろうか。
なんて切ない気持ちになった翌朝。
台風一過の大快晴！
川の水は相変わらず多いし
濁流の急流だけど
散歩道は陸に戻っていました。
昨日まで川底になってたはずの
散歩道の草や木は
きちんと立ち上がり
青空と岸辺には
数えきれないほどの鳥の群れ。
いつもは1羽でいることが多い
サギも群れになっており、
鵜は潜って魚を探していました。
まるでオアシスか絶海の孤島のような
こんな光景、テレビでしか見たことがありません。
ああ！そうか！！
みんなで無事を確認しあってるんだ！！
嬉しくて嬉しくて
そばを歩いていたご婦人に
鳥が無事を報告しあっている旨を伝えると
そんな訳ないじゃない。
餌があるのよ・・・と教えてくれました。
昨日まで川になっていた散歩道に残された水たまりには
川に戻れなかった小魚が泳いでいたそうです。
信じられないような気持ち良い朝。
帰ったら
タイマーをセットしておいた
今年初の新米が炊き上がっており
なんて、なんて美味しいんだ！！！
台風一過。
新米と一緒に幸せを噛みしめたのでした。
