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近代麻雀 感想

2018-05-31 20:09:04 | 近代麻雀
近代麻雀 2018年06月15日号


麻雀放浪記2020

 新連載。

 坊や哲が、2020年にタイムスリップして来る物語。
 この世界では数か月前まで戦争をしており、東京五輪は中止になったとのこと。
 そして、中止になった東京五輪の代わりに、人間対AIの麻雀五輪が開催されるそうだ。

 作中の歴史が何処まで現実と同一なのかは、今のところ不明。
 今時の子供がベーゴマで遊んでいる辺り、何十年も前に分岐した世界線なのかも知れない。
 既に将棋でAIが人間を上回ったというのに、麻雀でAIの宣伝するというのも意味不明だし。


 読んだ感想としては、これといった目新しさもなくてイマイチ。
 大体、タイムスリップ先がパラレルワールドでは、異世界召喚と大差ないじゃないか。

 もっとも、それも含めてタイムスリップの影響かも知れないので、一応現時点での評価は保留する。
 昭和20年に坊や哲が消えた影響で、75年後に日本が何処かの国と戦争をし、子供たちは今でもベーゴマで遊び、世界では空前の麻雀ブーム……、バタフライエフェクトにも程がある(笑)。


 それにしても、まさかコレが「ド級新連載」なの?



 確かに、他の新連載と比べれば、作品の出来は月とスッポンだった。

 しかし、『ナルミ』もそうだけど、『麻雀放浪記』を題材にしたところで、今の読者が喜ぶのかね?
 どちらの作品も知っている僕でさえ、全く惹かれるものを感じないんだけど……。




雀荘のサエコさん

 本田くんが「呪いの麻雀牌」に触れた事で、「麻王」に取り憑かれてしまった!!



 軽っ!!(笑)
 なお、麻王は貧乳派だそうだ。




じゅうしまつ

 今回の犯人は、元公安調査庁長官。



 ……その何者にも脅かされない存在が、どうして警察に捕まって死刑寸前なんだよ?



 「外誘致罪」って、どんな犯罪だよ……。
 それに、「外誘致罪」は81条で、82条は「外患援助・・罪」。




悪童ワルガキ



 まーた始まった……。
 こういうのは求めてないんだけどなぁ。




バード -BLACK MARKET-

 配牌国士十三面張を仕掛けたバードたちだったが、何と流局した上に犬童がノーテン罰符でトビ。
 リーチを掛けなければ犬童がトバされる事はなかったが、それは結果論か。
 ダマだとチャールストンで聴牌を崩される可能性があるし。

 それにしても、



 ナレーションの中の人は、点数状況よりも先に犬童の心配をしてやれよ(笑)。




鉄鳴きの麒麟児 ~歌舞伎町制圧編~

 成程、最終戦で同点の場合は、一対一の優勝決定戦が行われるのか。

 恐らく最終戦になるであろう試合は、起家である甘粕のWリーで始まったものの流局。



 Wリー不発は痛いけれど、それは結果論。
 というか、毒郎の言う通り、本当に痛いのは毒郎や鉄男なんだよなぁ。
 不発したとはいえ、甘粕自身は+2000点で連荘なんだし。

 一時は熱くなり、シャンテン押しで放銃してしまった甘粕。
 だが、優勝の可能性を追い、敢えて総合トップの桐谷に差し込むところは良かった。




HEROひろ アカギの遺志を継ぐ男

 和了れなかった手で勿体付けられてもなぁ。
 しかも、残り2牌が対子なのは、前回の時点で見え見えなんだけど。




むこうぶち

 老人ホームで、麻雀の講師をする事になった青龍會。



 一方、傀は雀荘で、その老人ホームの理事長や入所者と卓を囲んでいた。

 ああ、このパターンか。
 てっきり、傀が老人ホームに現れるのかと思ってしまった(笑)。
 傀が、あまりお爺さんたちをイジメませんように……。






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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2018-06-01 01:01:10
悪童の作者はもう、なんていうか……
これやると正直結果がわりと見えてつまんないんだけどね
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