風の雑記帖

季節感あるシンプルな暮らしをめざし!10月時間は命、誘惑から離れる。

葬儀で4句

2013-11-04 | 俳句のような

 

弔いに いくたびの窓 すすきゆれ  小夜

 

線香の 煙も白き 神無月  小夜

 

線香の煙が描く 天女かな  小夜

 

通夜 絶やさなかった線香の煙が 天女の姿の雲になった

そう感じた 朝の空

 

納骨が済んだ後 故人の住まいを覆うように架かった虹

 

秋の虹 冥土の旅の 道標 小夜

 

従弟が亡くなりました。事故から8年間の入院生活。一言も発することはありませんでした。

喪主は父である叔父。

先のことは 何も決まっていない。ただひとつ、人は必ず死ぬということ以外は。   

    

 

 


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