昨日の夜、台風13号が我が街を通りすぎた。
だが、私はその中を自転車で仕事場へ行かなくてはならなかったのだ。
約50ミリの激しい雨の中、強い風にあおられながらチャリを走らせた。
数分でカッパはびしょぬれ、足の中もぐしょぐしょだ。
しかし、雨よりも恐いのは風の方なのだ!
あおられてよろよろしてしまい、車に当たりそうになる。
なにより風のせいで前に進めない。
『クソ~なんなのさ!これ!』と、ひとり空しくつぶやく。
足は必死にペダルを踏み込む!
一瞬、時が止まり、クルクル回るハツカネズミになった気分。
雨はまるでシヤワーのようだ。
”ああ~これは夢なのかな?”
なーって、思わず現実逃避する自分を感じる。
そして…約1時間半のち、私は仕事場につき、
さらに…10時間近い…
過酷な労働をしいられたのである。
今思えば、あれはなんだったのだろうか?
自然の猛威を体感する貴重な一夜だったのか?
それとも…
あと1日ずれてくれれば、あんなに死なずに
すんんだ不運だったのか?
とまあれ…ひどうぞ!台風13号!
来年はもうー来るなよな! グスン…。