【 ステンレスプレート焼付工程 】株式会社竹村マーク(06)6713-0967 / 大阪市東住吉区杭全3丁目2-11
当方「阪本研究所 SK laboratory」のステンレス製ネームプレートを、大阪市内で60年以上経営されている【株式会社竹村マーク】様へ製作依頼。
ネームプレートの作り方については、エッチング・アルマイト・彫刻・印刷・プレス・シール・レーザーマーキング・染色など様々な製法があります。
エッチング(etching)とは、化学反応によって人工的に金属を腐食させて凸凹を作る版面加工の技法です。
大量生産に向く物や少量生産に適した物、耐食性の有無、初期コストの高低など使用の用途に合わせて銘板を使い分けする必要があります。
今回は、株式会社竹村マークで制作するステンレス製ネームプレートに関して、エッチング製法における「焼き付け工程」について写真と動画でご紹介致します。
ステンレス鋼は鉄を主成分としながら、10%以上のクロムを含有させ耐食性・耐久性・耐火性に優れる合金鋼です。100%リサイクル可能と言われ環境にも優しい材料です。ステンレス鋼の特色としては、錆にとても強い事があげられます。社名の表札などでよく使用され20年以上雨水にさらされても錆は出ないほど耐久性が優れています。
ステンレスの種類は、SU304,329J1,316,410,430,440,444などがあり、クロム,ニッケルの含有量、磁性の有無、加工性の違いがあります。ネームプレートで使用されるのは、ほとんどが非磁性で成形・溶接性の良いSU304です。さらに耐候性が強いSUS316があります。
表面の仕上げには、ヘアーライン、鏡面、塗装などがあります。
エッチング工法にて完成した阪本研究所のステンレス製のネームプレート。
ます、「阪本研究所」のネームプレートデザインの打ち合わせ。一番下に決定。材質はステンレス。
【株式会社竹村マーク】にて、阪本研究所のステンレス製ネームプレートの製造開始。
【ステンレスプレートの焼付工程】
工程① カットした材料を設置
工程② レジスト(感光剤)吹付にて付着
工程 ③ フィルムの状態確認
工程 ④ アーク灯にて材料に焼付
工程 ④ アーク灯にて材料に焼付
工程 ⑤ 現像液に漬ける
工程 ⑥ 洗浄する
工程 ⑦ 洗浄完了
工程 ⑧ 腐食漏れのないように修正
工程⑨ 裏が腐食しないように裏ニスを塗る
工程⑩ 腐食機の作動確認
工程⑪ 腐食機へ搬入
工程⑫ 腐食機から搬出
工程⑬ 洗浄
工程⑭ 表面の膜取
工程⑮ 洗浄
工程⑯ 色入れ
工程⑰ 色落とし
工程⑱ クリアー吹付
工程⑲ 保護シートを貼る
工程⑳保護シートが貼られた状態
工程㉑ 保護シートの装着状況を確認
工程㉒ シャーリングでカット
「阪本研究所 SK laboratory」のステンレスプレート製のネームプレートの完成
「阪本研究所 SK laboratory」のステンレスプレート製のネームプレートの完成
*保護シート
株式会社竹村マークの金属系すべてのネームプレートの裏面には耐久性の優れた日東No.500が使用されていますが、今回は特別仕様で、日東No.5000NSを装着。
保護シートを剥がして木製ドアに装着した状態。
👇腐食銘板の熟練の職人さんに制作して頂いたので質感、色の装着性など最高の仕上がりとなっています。
<input class="imageMenu" type="button" value="画像の設定" data-image-menu="" /><input class="imageCancel" type="button" value="×" data-image-cancel="" />
【 ステンレスプレート焼付工程 】株式会社竹村マーク(06)6713-0967 / 大阪市東住吉区杭全3丁目2-11
【阪本研究所】SK laboratory
代表 Kazuyoshi Sakamoto
Email : kazuyoshi.sakamoto10000@gmail.com