
「ヒロシマの有る国で」山本さとし ギター弾き語りカバー by じいじ
「ヒロシマの有る国で」
【作詞・作曲】 山本さとし COVER じいじ
1
八月の青空に
今もこだまするのは
若き詩人の叫び
遠き被爆者の声
あなたに感じますか
手のひらの温もりが
人のくやし涙が
生き続ける苦しみが
わたしの国とかの国の
人の生命(いのち)は同じ
このあおい大地のうえに
同じ生を得たのに
ヒロシマの有る国で
しなければならないことは
ともるいくさの火種を消すことだろう
2
かの南の国では
大国がのしかかり
寡黙な少年らが
重い銃に身をやく
やせた母の胸に
乳飲み子が泣き叫び
はだしで裸のまま
逃げまどう子どもたち
故国の土をふむことも
家族と暮らすことも
許されない戦争が
なぜ今も起こる
ヒロシマの有る国で
しなければならないことは
ともるいくさの火種を消すことだろう
わたしの国とかの国の
人の生命は同じ(平等)
このあおい大地のうえに
同じ生を得たのに
ヒロシマの有る国で
しなければならないことは
ともるいくさの火種を消すことだろう
私のブログへコメント頂きありがとうございました。
kenさんが、家業を継いで最初に赴任した場所が広島支社で、その際
原爆記念館にはたびたび訪れたとのこと。
私も、出張等の際、休暇を調整し幾たびか訪れましたが、そのたびに
「人としてなしてはならない罪」を感じ、打ちのめされた想いに
囚われました。そして、人としてこれらの事実から、目を背けては
ならないとの想いを新たにしてきました。
じいじさんのカバーされた「ヒロシマの有る国で」の曲を聴かせて頂きました。
私たちが「しなければならないことは、
ともるいくさの火種を消すことだろう」とのフレーズが
心に沁みました。それぞれの立ち位置で、改めてこの言葉の持つ意味と
自ら何を為すべきかを自問して参りたいと思います。