考察 「母」の生きる道・・・3

昨日まで

母がわたしを幼少のころのことを書いた


母はすごい働いていた
なんで。。って思うくらい

そして本を読み
そして映画に連れて行った


ほんとうに貧乏だった

群馬大学付属小学校を出たわたしは
周りのみんな　「医師」「社長」「大学の教授」の子供の中

うちは「米屋」から燃料屋なんかをやってる貧乏

競輪のキャンペンガールから

好きでもない父とあった日に結婚をさせられ

なんともつらい目にあったと思う



しかし美人だった母は
米屋の一角で「資生堂の化粧品店」を開いていた

なんともきれいに思った。。


真っ白な母がまぶしく思えたら


私が小学校３年の時だ。

私の父が亡くなった

胃の中の動脈が切れて
そして最後は尿毒症と言っていた


母が泣かなかった


「鬼のような女だ」とおもって

綺麗な顔をしてスマートで。。でもこいつはなんてことだ。。って
小学校のわたしは軽蔑していた


ところが


２年前のことだ。


母が言い始めた
初めは惚けかとおもった。。


「お父さんはね。わたしに言ったんだよ」


母が初めて話した。


「お父さんは苦しそうでとっても醜くなっていた
だから『この姿を孝子に見せたくない』
だからお前を病院に連れて行かなかったよ」と

そして続けた


「父さんは『子供たちの前でお前（母）は泣かないでほしい』と言ったんだよ」

初めて知った。

泣かない母にわたしは　今の父とできていたからだと思っていた。

新しい男がもういたから
泣かないと。。


ましお先生が勤務にきた。。

では

ちょっと風邪を引いたみたいです


絵は卒業した生徒が教室に作ってくれた
エンブレム。。

ありがとう