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「セラピールーム光のささやき」と子どもを亡くした親の会「心のままに月の光の会」を主宰しています荒川淳子です。
昨夜から、阪神淡路大震災のニュースが流れていますね。
23年の歳月を過ごされたご遺族の方たちに、思いを馳せていました。
晩ご飯を食べながら次男がぽつりと呟きました。
「23年経つんだね、ラジオから聞こえてきた。高速道路の映像が印象に残っている」と。
私が「衝撃的だったよね」というと「そうだ、衝撃だった、ショックだった。」と。
「印象に残る」⇔「ショックだった」
次男が感じたことを表わす言葉は「ショック」です。
子どもの頃、私たちは自分が感じていることをどう表現していいのか分からずにいます。
その時、周りの大人が「今○○と感じているんだね」と言語化してあげると、
子どもは自分の中で感じていたことは○○なんだと理解できます。
(○○=嬉しい、楽しい、悲しい、寂しいなど)
この理解が届けられなかった時、それと同じものを感じても言語化できず、
また同じような現実を引き寄せ、それが何なのかを知ろうとします。
息子はリジットが強いので、感じることが苦手、特にネガティブ感情を感じることを恐れます。
(私の在り方から学んでいるので、当然私もそうなんです)
同じネガティブな感情を感じる現実を引き起こす、、、これが一番厄介ですね。
だから、今、時々、「それはどんな感じ?」「こんな感じ?」と感情の言葉で表現するようにしています。
このやり取りって結構楽しいなと思っているこの頃です。
なぜって、息子がほんの少しずつでも癒されていくからです💕
阪神淡路大震災の時、どれだけの人が感情を押し殺して、淡々と生きてきたのでしょう。
そうせずには生きられなかったその時期を過ごされ、
今は感情を感じることを自分に許している人が増えていればいいなぁと思います。
🍀お祝いの日🍀
今日は長男の誕生日です。
大震災後と同じ日が誕生日っていうのは、心情的に複雑なようです。
もちろん、震災のことを思えば、
その優しさを持っていてくれることを嬉しいと感じています。
私にとっても、すごく大切なお祝いの日ですが、
毎年この日記を力を入れて書いていること自体が、
ちょっと感情的反応に陥ってないか?
と気になっていましたが、
そんな風に気にすることも反応と気づきました( ̄▽ ̄;)
父親(夫)が生まれる一ヶ月前に海外赴任となり、
生まれた病室には「お父さんだよ~」という声はなく、
とても寂しかったことを思い出します。
これは長男にかなり影響していますね。
でも、できることはやりました。
カセットテープ(懐かしい:笑)に夫はメッセージを録音して郵送してきました。
写真はいつもベビーベッドに貼っていました。
長男の声も録音して郵送しました。
まだまだアナログ時代、国際電話も高い時代の話です(笑)
今ならスカイプでリアルタイム動画ですよね~
夫が恐る恐る我が子を抱くことができたのは一年三ヶ月の時でした。
今、幸せにいてくれることが、すごくありがたく、私の幸せです。
生と死が混在するのがこの世です。
どちらもあるがままにできたらどんなにいいでしょう。
娘が亡くなった年は、
倒れて意識不明で入院している病院で、
長男の誕生日をお祝いしました。
娘には成人式に切るはずだった振袖をかけてあげて。
なぜそこが結びついていたのか、
全く分かりませんが、お祝いだったのです。
娘との別れの意味でも、
長男は複雑だったことでしょう。
命の営みは「生も死も」どちらも自然なものですが、
「死」には痛みが伴います。
私自身、娘が亡くなってから、お祝いということに背を向けてきました。
どうにも心がついて行きませんでした。
でも、今は、同時に両方を持つことをだんだん覚えました。
それが人間が生きるということだから。
この世で生きるという体験に織り込まれていることだから。
その中で、あがいて自分なりの答えを見つけることが大切なことだと感じます。
自分なりの答え、です。
祈りとお祝いと、どちらも魂レベルでは、体験です。
✨生まれてきてくれてありがとう✨
🍀思う存分自分の人生を生きてね🍀
子どもを亡くした親の会心のままに月の光の会 & セラピールーム光のささやき
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