心のままに

優しい空でよかった・・・

今朝は7時半に起きた。

でも、部屋の障子を開けたのは。。。9時半。

障子を開けたら、、、薄曇りの優しい空に心がほっとした。

 

 

前回の日記に書かなかったこと。

初めはちょっと話題がずれるけど、ここから書くことにする。

 

私と妹の心の通い合い、それはほんの少しずつ始まった。

 

昨年の秋、母も体力が落ちてくるだろうから、5人で旅行に行きたい、と妹夫婦から話があり、台湾へ行く計画を立てた。

確認不足だった。

まさかの夫のパスポート有効期限不足・・・しかも分かったのが出発一週間前。。。

旅行社の担当者から連絡をもらった時、えっと。。。でも約款では自己責任の範囲。。。確かに。。。でも納得できない自分もいた。

翌朝一番に旅券センターへ、でも、一日違いで間に合わず、、、、

 

主人は「キャンセル料払うのはもったいないから四人で行って来い」と言った。

妹夫婦は「五人に意義があるのだから、他へ行こう」と言った。

でも、ここから私の心がどうしても揺れて揺れて動けなくなってしまった。。。

主人も一緒だから行こうと決めた旅行。。。なぜなら、お土産の買い物が辛い。

妹たちは当然、お土産を渡す子どもや孫たちの笑顔を思い浮かべて買い物をする。

前なら、私も何の思いもなく、同じようにしていたが、今は違ってしまっている。

母も孫の顔を思い浮かべながら買い物をする。

私たちは、違う。。。やはり切なくて悲しくて辛くなる。。。みつほへのお土産、それは形のあるものを今は買えない私。。。

お線香、お菓子、そして帰ればお仏壇にお供えしたり、あの子の机に持っていき、心でおしゃべりしたり、そんな光景だ。

兄たちにもお土産は選ぶけれど、それはそれで思いは充分あるけれど、やはりみつほへのこのお土産選びの光景を思うと、、、、ものすごく気持ちが落ち込んでしまった。

結果、もう自分でどうしようもなくて、キャンセルしてもらうことにした。

その時、初めて、お土産選びの時の私の心境を妹に話した。

 

それから、変わり始めた。

妹は「分からないから正直なところを聞かせて」と微妙な場面では私に聞いてくれるようになった。

今回の話も9月に鳥羽へ泊った時に聞いてくれた。

そして、ずっと私の気持ちがはっきりするまで待ってくれた。

同じ経験をしなければ理解は不可能だけど、それでも「分からないから聞かせて」と問いかけてくれる優しさに私も甘えられるようになった。

以前は、お姉ちゃんである私は妹をかばい、調整役もろもろをしていたが、今は反対に妹がその役目を担ってくれることも多くなった。

それはとてもありがたいことだ、と素直に思えるまでにも、やはり時間が必要だった、と今は実感している。

 

そして、結婚式出席を迷っていた理由はもう一つある。

お式や披露宴で、もしかしたら涙腺が緩んでしまうかもしれない。

それは、きっと、姪の幸せを願ってではなく、みつほがこの世で経験できなかったことへの思いが複雑に絡み合った涙だと。

そして、そんな私を周りが気遣ってしまうこと、いや、気まずい雰囲気、やっぱり嫌だと思う自分がいた。

だから、妹には、泣いてても気にしないで、席を立つかどうかは自分で決めて動くから、そう話してある。

未来のことに不安を思うのが、今ここを生きる、ことではないのは承知しているけど、そうじゃない自分を生きることも、やっぱり生きる術だから。。。それでいい。

 

 

昨日は夕方から妹、姪っ子、彼氏、たくさん話をしたり、夕食も一緒にして、一日が過ぎた。

姪っ子へのプレゼントやお花を準備したり、お掃除したり、お菓子を用意したり、いろいろ。。。

そんなことをしている、ふっとした隙間に、久々「みつほだなぁ」と香りを感じながら過ごした。

喜んでいるんだろうなぁ、私や主人のことも応援しているんだろうなぁ、いろいろありがとう。

 

やはりその場にいるとみつほと重ねてしまうし、仕方ないことだが、、、

「おめでとう」と「みつほがいたら」と重なり合って過ぎていった。

 

私は、やっぱりすこし無理をしないと過ごせなかったようだ。

話し始めてからすぐに胃に違和感が。。。あらまぁ、と。

自分でちょこっとヒーリングしたり、でも、全ては消えず、あ~この痛みを持っていてこの時間を過ごせばいいんだよね、大切な痛みだよね、と切り替えた。

まあ、それでも、ひどくはならずに、夕食も一緒に食べ過ぎ(笑)

 

最後の方の話でちょっとドッカーーーン。

「頭では子どもの独立は喜ぶことと思っても、心がいうことをきかない。やっぱりさびしい」

その会話を妹と母が何度となくする。

主人も私も、、、、、、、、、、、やっぱり仕方ないなぁ。。。。。それしかないんだよね。。。それしかね。

母が「子どもがランドセル背負って学校へ行く後ろ姿を見送るのも、涙が出てきてたしね。」と。。。何度となく聞いた言葉。

私は余分なことを言ったか、、、「おばちゃんはそこまでのことはなかったよ」と言ったら、即効「あんたは強いもん!」と。。。凹んだ。

強いのかなぁ、、、捻くれたことに、勝手に私の頭?ハート?が変換してしまった。。。冷めてる、と。

反論したら、、、妹が仲裁(笑)

 

そして、この席に近くに住む二男を呼べなかったこと、声を掛けなかったこと、それを言いださなかったこと、

とても複雑な思いが駆け巡り、私も暗黙のうちに同意していること、すべてが私の中に重いものを残している。

 

あ~やっぱりちょっと無理しないといけない日だったね。。。お疲れ様でした。

 

夜中、ホントに珍しく主人が起きて行った。。。

みつほが亡くなってから、それをするのは私の専門のような日々だったけど、さすがに昨日は堪えたんだなぁ。。。

そおっと出て行って、みつほの部屋の戸を閉める音がしていた。

また、そおっと帰ってきた。

主人の気持ちを思うと、やり切れない。。。そんなことがあり、朝、障子を開ける気ならず、時を過ごしていた。

 

 

今日は、次男と一緒に母の実家に玄米を取りに出かける。

11時の約束だから、もう少ししたら来てくれる。

気持ち切り替えて。

優しい一日になりますように

 

昨日、心を寄せてくださった方々、ありがとうございました

長々と読んでくださってありがとうございました

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