子どもを亡くした親の会「心のままに月の光の会」と「セラピールーム光のささやき」を主宰しています荒川淳子です。
今年は父の二十三回忌でした。
キャラクトロジーでいうリジットばりばりで、命日も6月30日です。
「一年のきっちり半分、なんてお父さんらしいんだろう・・・」と話していたものでした。
長男が自転車屋の社員、主人も火曜出勤なので、今回は平日でしたが、命日の日に法事をお願いしました。
ところが、長男はその日が会社の店長会議になってしまい、来られないことが判明・・・。
4月のパーティーも超繁忙日のため、参加できず、このところ家族親族の集まる場に参加できない状況が続いてます。
ありゃりゃ。。。なんでしょねぇ???
私のオーラル「ないない」が発動しているのでしょうか(笑)
ということで、今年前半の締めくくりは父の法事でした。
当日来られない長男夫婦は前日夕方のお逮夜を一緒にお参りしました。
お坊様のお話「22年が過ぎ」という言葉に
「あ~いつか光穂もこういう時の過ぎた日を迎えるのだなぁ・・・」
と、父に申し訳ないけれど、やはり娘のことに思いを馳せてしまいました。
そして、夫婦としてひとり生きる22年の歳月を過ごしてきた母の胸中を思います。
忙しい中を来てくれた長男夫婦と次男にありがとう~
翌日は妹親族と二十三回忌のお参りです。
しきたりを重んじる家なので、お迎えするにはきちんと準備が必須で、掃除などなど、法事は疲れ果てる行事です。
でも、今回は、叔父叔母のお参りはないので、かなり準備も気持ちが楽でした。
そして「永平寺にお参りに行きたい」という母の希望で、法事が終わってから、母・私・妹は夕方福井へと出発でした。
お寺から予定通りに帰宅して、その後、妹と「あと20分」「あと10分」と分刻みの準備(笑)
あまり到着時間が遅くならないようにと、ジョギング気味のスケジュールでした
母は、お墓参りで、いつになく涙ぐみ父に話しかけていました。
年を取ったなぁと、その背中に触れていました。
なぜか写真が横向きで直せませんm(__)m
当日は福井駅前で泊まり、翌日レンタカーを借りて、永平寺へ
一葉観音様・・・この奥に見えるのが納骨堂です。光穂も一緒にいます。
山深い永平寺ですが、朝からすごく暑い日で、さすがにここでも汗が流れます。
父の亡くなった年、翌日から急に灼熱の夏になってしまいました。
まだ、葬儀場ではなく自宅葬儀でしたので、お手伝いの方々も熱中症になりそうなくらい、氷と飲み物と用意しながらでした。
そんなことを思い出すような、暑い暑い一日になりました。
境内の拝観を終え、法要のお参りをしていただき、精進料理をいただいて、永平寺を後にしました。
レンタカーなので、途中で胡麻豆腐のお店により、濃厚胡麻豆腐とお蕎麦などを宅配で送り、山代温泉に向かいました。
加賀温泉郷、昔、祖母の納骨の時に家族みんなで泊まりました。
まだまだ、子どもたちも小さくて、永平寺での泊りの後の温泉を楽しみに(餌に:笑)お利口にしていたものです。
懐かしい思い出がたくさんあります。
加賀パフェ・・・妹と二人で食べたのですが、かなり面白い、意外なパフェです(笑)
加賀野菜がふんだんに使ってあるパフェです。
温泉卵ものっかってました
生姜アイス、ブロッコリーアイス、大根のピクルス、などなどなど~~~
一口食べてはクイズのように「これ何?」と楽しんでいました。
美味しいですよ
ぜひ一度お試しくださいませ~
温泉とお料理と楽しんで、翌日も灼熱の一日で、温泉街を散歩しても、暑い暑い、途中かき氷を食べたり、それなりに楽しんできましたが、汗だくでした
最終のランチは加賀カニご飯なるものをいただき、満腹状態で帰路につきました。
ホテルのトイレにバックを忘れたり、部屋に時計を忘れたり、永平寺の階段もふーふーだったり。
母の年齢を思ったら、元気ですが、それでも、年を感じさせる旅行でした。
前回は光穂の納骨の時でした。 本山納骨 あれから、3年も過ぎたのですね・・・。
また、次に永平寺を訪れるのはいつでしょうか。
おまけ~
福井駅の夜を妹と少し歩いたら、なんと恐竜がそこかしこに
いつもは福井には泊まらないし「えちぜん鉄道」へ直行だったので気づかなかったのか?ですが。
駅のベンチに、発掘された化石を調査中の一匹が座っていました。
妹に撮ってもらいましたが・・・あまり座り心地よくなく(笑)そそくさと立ちました
駅前広場の恐竜たちは、ライトアップ、そして、吠えていました~
旅行前の庭
母は草花が大好きです。
ここのところ腰痛が続いているのに、休むことを知らない母は、せっせと庭のお手入れをしています。
だから腰痛が治らないんだよ~と思っても、言っても、母はよほどでないと動くのをやめません。
ということは、休むのはよほどの時と、分かりやすいのですけど。
そんな母のお庭で今年も夏がやってくる季節になりました。
今年も半年が過ぎました。
あと半年過ぎると10年です。
辛くて長くて、どうしようもなかった時の中で過ごしていた頃とは、確実に毎日が違っています。
それでも、折々に光穂のことを思うのは、やはり変わりません。
愛しいわが子ですもん。
そして、長男とお嫁ちゃん、次男、愛しい我が子でいてくれることに、感謝です。
最後まで読んでくださってありがとうございました✿
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ご参加お待ちしております。