12/21は主人 菊地圭の命日(享年47歳)でした。
もう5年も経ったようです。
『僕は死なない』
そう言って亡くなったので菊地家族は未だに生きていると思って生活しています。
(年賀状には毎年5人の名前を書き菊地圭宛で年賀状を書いてくださっている方もいます)
今年は3女のお葬式の時の弔辞が出てきたので(引越し作業で)こちらを…ブログに載せたいと思います。(当時小学2年生)
やさしいおとうさんへ
いつもおふろにはいったりいろいろなことを教えてくれてありがとうございました。
クリスマスプレゼントはわたせなかったけど天ごくでみてください。
天ごくでハムスターのキング・マロン・レインはみつけましたか?
さいごにパパが思っているよりもすみれは少し大人だよ。
天ごくでも元気でいてください。
きくちすみれより
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2015年余命宣告を夏に言われた時、長女と二女を自分の部屋へ呼び病状を伝えました。
姉達には余命宣告を受けたけど元気になって生きると伝えられたそうです。(私は現実を受け止められず一緒に聞くことはできませんでした)
すみれには私から
『すみれはまだ小さくてパパの口からは言えなかったんじゃないかな?』
と言っていたので
手紙に『すみれは大人だよ。』
という文字があります。たぶんパパから直接聞きたかったのかもしれません。
3匹のハムスターに会ってまたたくさんの写真を撮って…
今年は真おじさんとも会えて今日も一緒に飲んでいるんじゃないかな?なんて思ってます。
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ちなみに…
もう一匹野ネズミの『チュー太』も飼っていました。たぶんコイツは今も生きているでしょう…
ある朝台所で作業していると後ろを何かが通ったのでまた『キングが脱走しちゃったのかな?』と思い後ろを振り返ると…しっぽの長い早く走るどう見てもネズミでした。
私岩手の農家出身。
ネズミは『悪』です。
パパに相談したくても夏山に登山に行っており(3泊ぐらいだったと思う)私が何とかしなくてはいけません…
ホームセンターへ行ってネズミ取り(ベタベタの接着剤があるもの)を買い廊下に置いてその夜は寝ました。
次の朝…まんまとヤツは捕まってます。
チューチューとも泣いています。
全般的に動物・虫は大丈夫な私でも爬虫類とこのネズミだけは、私…乙女な行動をとってしまいます。
キャーキャーいう母に娘たちはパパが帰ってくるまでそのままにしていいんじゃないか。
ということで放置していました。
夕方…
大きなリュックと髭ボーボーで帰ってきた山男菊地圭にそのことを伝えると…
私生まれて初めて主人から怒られました。
殺されるかと思いました…
やってはいけない事をしてしまいました。
その接着剤の着いたネズミを取り(なかなか取れない)指を噛まれながら取り、おがくずを入れたカゴに入れてました。
『殺しても良い生き物はこの世にはないんだ!!』
と強く言われ菊地家で飼うことにしました。
結局元気になったチュー太は1ヶ月ほどカゴにいたのですが脱走してしまいいなくなってしまいました。
くもの糸のお話しが本当ならば…
菊地圭はたくさんの生き物に助けられながら天国に行ったのかな?なんて思っています。
菊地圭Jr.は現在…
長女大学1年
二女高校1年
三女中学1年
です。